Users Guide

116 アップデート情報
冗長 CMC 構成におけるファームウェアのアップデート
注意 : 冗長 CMC 構成では、両方のモジュールで CMC ファームウェアの
アップデートを行う必要があります。これを行わないと、CMC のフェイル
オーバーまたはフェイルバック中に予期せぬ動作を引き起こす原因になり
ます。冗長 CMC の導入は、次の手順で行ってください。
1
RACADM
getsysinfo
コマンドを使用するか、または
ウェブベース
のインタフェース
Chassis Summary
(シャーシサマリ)ページ
を使用して、セカンダリまたはスタンバイ
CMC
の位置を確認し
ます
ステータスインジケータは、プライマリまたはアクティブ
CMC
モジュール上では青色に点灯し、スタンバイまたはセカンダリ
CMC
上では消灯しています。
2
スタンバイ
CMC
のファームウェアを最初にアップデートします。
「ウェブベースのインタフェースを使用した
CMC
ファームウェアの
アップデート」または「
RACADM
を使用した
CMC
ファームウェア
のアップデート」を参照してください。
3
セカンダリまたはスタンバイ
CMC
のファームウェアが、
getsysinfo
コマンドまたは
ウェブベースのインタフェース
で要求し
たレベルになっていることを確認します。
4
スタンバイ
CMC
が再起動したら、アクティブまたはプライマリ
CMC
のファームウェアをアップデートします。スタンバイ
CMC
起動するまで、
10
分ほど待機してください。
「ウェブベースのインタフェースを使用した
CMC
ファームウェアの
アップデート」または「
RACADM
を使用した
CMC
ファームウェア
のアップデート」を参照してください。
5
アクティブまたはプライマリ
CMC
のファームウェアが、
getsysinfo
コマンドまたは
ウェブベースのインタフェース
で要求し
たレベルになっていることを確認します。
6
両方の
CMC
のファームウェアが同じリビジョンにアップデートされ
たら、
cmcchangeover
コマンドを使用して、左スロット内の
CMC
をプライマリにリセットします。