Users Guide
● [再起動]を選択すると、ESXi ホストがシャットダウンしてから再起動します。
● [シャットダウン]を選択すると、ESXi ホストがシャットダウンします。システムは手動で電源を入れる必要があります。
4. シャットダウンの理由を入力します。
この情報はログに追加されます。
ストレージ スペースを VM に割り当てられない
VM を使用するメリットの 1 つは、ドライブ スペースを VM に動的に割り当ててストレージ要件を満たすことができることです。
これは、スペース使用率を最適化するのに役立ちます。
VM に関連づけられているハード ドライブに十分な空き容量がない場合は、VM にスペースを割り当てられないことがあります。ス
ペースを VM に割り当てる前に、ハード ドライブに十分な空き容量があることを確認します。
構成のバックアップおよび復元手順
Dell EMC は、お使いのデータセンター環境に合った所定のスケジュールで初期セットアップを完了した後に、VMware ESXi の構成
をバックアップしておくことを推奨します。お使いの構成をバックアップすると、ライセンス コード(ホストのシリアル番号)が
キャプチャされます。
構成情報をバックアップまたは復元するには、VMware vSphere CLI を使用します。vSphere CLI は以下に含まれています。
● vSphere CLI パッケージ - vSphere CLI パッケージは、Linux または Microsoft Windows のオペレーティング システムのどちらかに
インストールできます。
● vMA(vSphere Management Assistant) - vMA は ESXi ホストに導入することができます。
このソフトウェアはどちらも vmware.com からダウンロードできます。vSphere CLI の設定および実行の詳細については、
vmware.com/support/pubs の『VMware vSphere Command-Line Interface Installation and Reference Guide』、『VMware ESXi Embedded
および vCenter Server セットアップ ガイド』を参照してください。
バックアップおよび復元の手順については、以下を前提としてこの項に記載しています。
● VSphere CLI が、バックアップまたは復元するシステム以外のシステムにすでにインポート済みである。
● Windows または Linux の管理 API(アプリケーション プログラミング インターフェイス)がインストール済みである。
ESXi ホストの構成のバックアップ
このタスクについて
ホストの設定データをバックアップするには、次の手順を実行します。
手順
1. vSphere CLI を起動します。
2. -s フラグを指定して vicfg-cfgbackup コマンドを実行し、指定したバックアップ ファイル名にホスト設定を保存します。
vicfg-cfgbackup --server< ESXi-host-ip> -- portnumber <port_number> --protocol
<protocol_type> --username root --password root_password [-s <backup-filename>
-portnumber オプションと-protocol オプションは省略可能です。これらを指定しない場合は、デフォルトでポートが 443、
プロトコルが HTTPS になります。
メモ: コマンド ラインにパスワードを指定しない場合は、コマンドを実行するときに指定を求めるプロンプトが表示されま
す。たとえば、次のとおりです。vicfgcfgbackup --server 172.17.13.211 --username root –s
backupdate.dat
メモ: Administrator パスワードに$、&などの特殊文字が含まれている場合は、それぞれの文字の前に拡張文字(\)を付け
る必要があります。
オペレーティング システムの問題のトラブルシューティング 121