Concept Guide

およびセキュリティリスクの可能性を生じる結果となっていました。Lifecycle Controller-Remote Services
はこれらのシステム管理問題すべてに対応します。
Lifecycle Controller のライセンス可能機能
Web Services for ManagementWS-MAN)ライセンスと権限仕様には、Lifecycle Controller 搭載の
Integrated Dell Remote Access ControlleriDRAC)によって提供される WSMAN API を使用するために必
要なライセンスと権限情報のすべてが包含されています。
これは、第
11 世代 Dell PowerEdge サーバーをはじめに、iDRACExpress ライセンス、Enterprise ライセ
ンス、および vFlash SD カード機能)の一部として提供されてきました。第
12 および
13 世代 PowerEdge
サーバーでは Flash 機能が iDRAC Enterprise ライセンスに含まれていることから、Lifecycle Controller 2.0
以降では vFlash のライセンスを別途取得する必要がありません。デルの第
12 および
13 世代の PowerEdge
サーバーは、Express または Enterprise ライセンスのみを使用します。
Lifecycle Controller 管理機能は、管理機能または機能性それぞれについての包括的な詳細を提供する Dell
Common Information ModelDCIM)プロファイル仕様によって明確な分野に分割され、表現されます。
これらの機能は、無料、部分的にライセンス対象、または完全にライセンス対象である場合があります。ま
た、機能へのアクセス性は WS-MAN 要求と共に提供される資格情報によって定義され、管理者または読み
取り専用アクセスなどの、ユーザー割り当ての権限資格情報にマップされます。
Web Service API とは
Web Services-ManagementWS-MAN)は、Distributed Management Task ForceDMTF)のオープン標
準で、サーバー、デバイス、アプリケーション、および各種ウェブサービスを管理するための Simple Object
Access Protocol SOAP
ベースのプロトコルを定義します。WS-MAN は、IT インフラストラクチャ全体
のシステムが管理情報にアクセスし、情報を交換するための共通手段を提供します。
DMTF は、企業 IT 環境におけるシステム管理用の標準を開発、維持、および促進する業界組織です。DMTF
データモデルは複雑で、ユーザー名とパスワードの指定、またはユーザーアカウントに対する管理者権限の
付与などの簡単な操作を行うために複数のトランザクションが必要となります。これらのトランザクション
数を削減するため、Lifecycle Controller は、属性モデルをベースとしたデル管理用データモデルも提供しま
す。
どこから Lifecycle Controller API を使用できますか?
Lifecycle Controller-Remote Services は、コンソールがリモートに設置されているサーバーのためのベアメ
タルプロビジョニングや
1 対多のオペレーティングシステム導入などを統合することを可能にする標準ベー
スのインタフェースです。デルの Lifecycle Controller は、Lifecycle Controller GUI Lifecycle Controller-
Remote Services の機能両方を活用して、サーバー導入の大幅な改善とシンプル化を実現します。
8