Owners Manual
MX5016s の初期セットアップユーティリティと設定
PowerEdge MX5016s の到着後、エンクロージャでシステムをセットアップする必要があります。
メモ: ストレージ スレッドがエンクロージャに取り付けられた状態で届いた場合、エンクロージャをラックに取り付ける前にスレッドを取り外し、シャ
ーシの重量を減らすことをお勧めします。
PowerEdge Mx7000 エンクロージャでは、ストレージ スレッド内のドライブはコンピュート スレッドにマッピングされています。PowerEdge Mx7000 エンクロ
ージャは、複数のストレージ スレッド/コンピュート スレッド マッピング構成に対応しています。
Mx7000 シャーシの各スロットは 1 つのコンピュート スレッドまたは 1 つのストレージ スレッドに対応します。スレッドに固定のマッピングはありません。
OpenManage Enterprise-Modular Web インターフェイスを利用し、ストレージ スレッドのディスクを次のオプションでコンピュート スレッドにマッピングできま
す。
• ストレージ スレッド全体(エンクロージャ割り当てモード)をコンピュート スレッドにマッピングする
• 特定のディスク グループをマッピングする(ドライブ割り当てモード)
マッピングの要件と制限:
• 各コンピュートまたはストレージ スレッドには 2x4 の SAS パスがあります。1 つのパスが 2 つの Fabric-C IOM のそれぞれに接続されます。
• SAS ストレージ ソリューションでは、2 つの MX5000s IOM を Fabric-C に取り付けて、冗長パスを確保する必要があります。
• IOM C1 は、インストールされている各ストレージ スレッドの Expander 1 に接続されます。
• IOM C2 は、インストールされている各ストレージ スレッドの Expander 2 に接続されます。
• ストレージ スレッド内の各エキスパンダは 16 台すべての SAS ドライブに接続され、冗長パスが確保されます。
• SAS ストレージに接続するためのコンピュート スレッドには、Fab-C メザニンカードを取り付ける必要があります(HBA330 MMZ または PERC
MX745P)。
• MX745P コントローラ オプションを含むコンピュート スレッドでは、マッピング先のストレージ スレッド内のドライブと同じ仮想ドライブ内にあるコンピュート
スレッドの内部ドライブを使用することも選択できます。
• ドライブ割り当てモードでは、ディスクは 1 つのコンピュート スレッドにのみ表示されます。また、ディスクはあらゆる順序と数量で割り当てることができま
す。
• エンクロージャ割り当てモードでは、選択したコンピュート スレッドに 16 個すべてのドライブ スロットがまとめてマッピングされます。このモードでは、複数
のコンピュート スレッドをストレージ スレッドにマッピングできます。つまり、ディスクは複数のコンピュート ノードに同時に表示されます。
メモ: この共有モードでは、クラスター対応のオペレーティング システムを使用する必要があります。また、この共有モードは PERC MX745P で
は利用できません。
トピック:
• システムのセットアップ
• ストレージスレッドのマッピング設定
• ドライブの割り当て
システムのセットアップ
• 初回セットアップをエンクロージャの電源が入っているときに行う場合は、次の手順で実行します。
a コンピュート スレッド、ストレージ スレッド、SAS IOM モジュールを取り付けます。
b エンクロージャの電源を入れます。
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MX5016s の初期セットアップユーティリティと設定
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