Users Guide
Table Of Contents
- PowerEdge MX7000シャーシ用Dell EMC OpenManage Enterprise-Modular Edition ユーザーズ ガイド
- 目次
- 概要
- PowerEdge MXソリューションのファームウェアのアップデート
- OME-Modularのライセンス
- OME-Modular へのログイン
- ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしての OME–Modular へのログイン
- OpenID Connectを使用したOME-Modularへのログイン
- OME-Modular ホームページ
- デバイス正常性の表示
- シャーシのセットアップ
- 初期設定
- シャーシの設定
- シャーシの管理
- シャーシグループ
- シャーシの電源制御
- シャーシのバックアップ
- シャーシの復元
- シャーシプロファイルのエクスポート
- シャーシフェールオーバーの管理
- シャーシのトラブルシューティング
- LED の点滅
- OME-Modular にアクセスするためのインタフェース
- シャーシハードウェアの表示
- シャーシアラートの表示
- シャーシのハードウェアログの表示
- OME-Modular の設定
- コンピュートスレッドの管理
- プロファイルの管理
- ストレージの管理
- テンプレートの管理
- ID プールの管理
- イーサネット IO モジュール
- MXの拡張性の高いファブリック アーキテクチャ
- SmartFabric サービス
- ネットワークの管理
- ファイバチャネル IOM の管理
- ファームウェアの管理
- アラートとログの監視
- 監査ログの監視
- 使用事例シナリオ
- トラブルシューティング
- IOM の推奨スロット構成
- Dell Repository Managerを使用した検証済みファームウェア ソリューション ベースラインの作成
- 異なるOS10 DUPバージョンを使用したネットワーキング スイッチのアップグレード
- CLIを使用したネットワーキング スイッチのアップグレード
テージで指定できます。[電力上限]オプションは、[電力制限の有効化]チェック ボックスが選択されている場合にのみ表示
されます。推奨される電力上限は 0 ~ 32767 ワットまたは 0 ~ 100% です。BTU / 時単位で電力上限を変更すると、W 単位の
電力上限も変更されます。
MX7000 シャーシは、AC(高圧線 220V および低圧線 110V)および DC PSU 入力タイプの両方をサポートします。
3. [冗長性構成] セクションで、必要な冗長性ポリシーを選択します。
電源の冗長性ポリシーは、シャーシの電力消費と電源障害の許容度の管理を容易にします。使用可能なオプションは次のとお
りです。
● [冗長性なし] - このポリシーは、エンクロージャの電源負荷をすべての PSU に分散させます。[冗長性なし]については、
具体的な PSU 装着要件はありません。[冗長性なし]ポリシーの目的は、エンクロージャに追加されたデバイスの電力有効
化に対して可能な限り制限を設定することです。単一または複数の PSU に障害が発生した場合、エンクロージャは残りの
PSU の電力機能内で作動するパフォーマンスを制限します。
● [グリッド冗長性] - このポリシーは、エンクロージャの電源負荷をすべての PSU に分散させます。6 台の PSU が 2 つのグ
ループに分けられています。グリッド A は PSU 1、2、3 で構成され、グリッド B は PSU 4、5、6 で構成されています。PSU
を 1、4、2、5、3、6 の順序で装着することをお勧めします。ここで、各グリッドの同数の PSU はグリッド冗長性のために
最適化されています。最大 PSU 容量のグリッドにより、エンクロージャに追加されたデバイスの電力有効化の制限が決定
します。グリッドまたは PSU に障害が発生した場合、エンクロージャの電力は残りの PSU の間に分配されて単一の正常な
グリッドがシステムに電力を供給し続けますが、パフォーマンスが低下することはありません。
● [PSU 冗長性] - このポリシーは、エンクロージャの電源負荷をすべての PSU に分散させます。PSU 冗長性については、具
体的な PSU 装着要件はありません。PSU 冗長性は 6 台の PSU の装着に対して最適化されており、エンクロージャは 5 台以
内の PSU で収まるようにデバイスの電力有効化を制限します。単一の PSU に障害が発生した場合、エンクロージャの電力
は残りの PSU の間で分散されますが、パフォーマンスが低下することはありません。PSU が 6 個未満の場合、エンクロー
ジャは装着されているすべての PSU 内に収まるようにデバイスの電力有効化を制限します。単一の PSU に障害が発生した
場合、エンクロージャは残りの PSU の電力機能内で作動するパフォーマンスを制限します。
4. [ホット スペアの構成]セクションで、[ホット スペアの有効化]を選択してホット スペアのプライマリー グリッドを設定し
ます。
ホット スペア機能は、電源供給ユニット(PSU)による電力使用率が低い場合に、PSU の総出力容量を考慮して電圧を調整し
ます。デフォルトでは、ホット スペアは有効になっています。ホット スペアが有効になっているときに電力使用率が下がる
と、冗長 PSU がスリープ状態になります。次の場合、ホット スペアは有効になりません。
● PSU 冗長性がアクティブになっていない。
● システム構成の電力バジェットが PSU の出力容量を超えている。
● グリッド冗長性ポリシーが選択されていない。
MX7000 PSU では、3 つの PSU ペアのホット スペア機能がサポートされています。この機能を使用すると、エンクロージャの
電力消費量が少なく、3 つの PSU ペアがエンクロージャの電源要件をすべて満たしている場合に、PSU ペアの 1 台をアクティ
ブ PSU に、1 台をスリープ モードの PSU にすることができます。これにより、エンクロージャ全体の電力要件が低くなってい
る場合に電力使用率が効率化されます。パートナーの PSU は、エンクロージャの電力要件が増加すると WAKE 信号を送信する
ことによって、ペアの PSU をスリープ モードから起動させます。MX7000 の PSU ペアは、1 と 4、2 と 5、および 3 と 6 です。
5. [プライマリー グリッド]オプションで、ドロップダウン リストからホット スペアを有効にする PSU を選択します。
6. [適用]をクリックしてシャーシの電源設定を保存します。
シャーシ管理ネットワークの設定
MX7000 シャーシに挿入されている管理モジュールのネットワーク設定を行うことができます。
● LAN/NIC インタフェース
● IPv4
● IPv6
● DNS 情報
● 管理 VLAN
シャーシネットワークを設定するには、次の手順を実行します。
1. [デバイス] > [シャーシ] > [詳細を表示] > [設定] > [ネットワーク] をクリックします。
[ネットワーク] 設定セクションが展開されます。
2. [[一般設定]]セクションでは、NIC、[[DNS に登録]]、[[オート ネゴシエーション]]を有効または無効にすることができま
す。デフォルトでは、[[NIC の有効化]]チェックボックスが選択されています。
[[DNS に登録]]を有効にする場合は、DNS サーバーに登録するシャーシの[[DNS 名]]を入力します。アプリケーションで
[[DNS に登録]]オプションが無効になった後でも、既存の FQDN を使用して OME-Modular にアクセスできます。これは、構
成済みの TTL(Time To Live)に基づいて、以前のオプションがネットワークキャッシュまたは DNS サーバキャッシュに残って
いるためです。
OME-Modular へのログイン 39