Users Guide
Table Of Contents
- PowerEdge MX7000シャーシ用Dell EMC OpenManage Enterprise-Modular Edition ユーザーズ ガイド
- 目次
- 概要
- PowerEdge MXソリューションのファームウェアのアップデート
- OME-Modularのライセンス
- OME-Modular へのログイン
- ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしての OME–Modular へのログイン
- OpenID Connectを使用したOME-Modularへのログイン
- OME-Modular ホームページ
- デバイス正常性の表示
- シャーシのセットアップ
- 初期設定
- シャーシの設定
- シャーシの管理
- シャーシグループ
- シャーシの電源制御
- シャーシのバックアップ
- シャーシの復元
- シャーシプロファイルのエクスポート
- シャーシフェールオーバーの管理
- シャーシのトラブルシューティング
- LED の点滅
- OME-Modular にアクセスするためのインタフェース
- シャーシハードウェアの表示
- シャーシアラートの表示
- シャーシのハードウェアログの表示
- OME-Modular の設定
- コンピュートスレッドの管理
- プロファイルの管理
- ストレージの管理
- テンプレートの管理
- ID プールの管理
- イーサネット IO モジュール
- MXの拡張性の高いファブリック アーキテクチャ
- SmartFabric サービス
- ネットワークの管理
- ファイバチャネル IOM の管理
- ファームウェアの管理
- アラートとログの監視
- 監査ログの監視
- 使用事例シナリオ
- トラブルシューティング
- IOM の推奨スロット構成
- Dell Repository Managerを使用した検証済みファームウェア ソリューション ベースラインの作成
- 異なるOS10 DUPバージョンを使用したネットワーキング スイッチのアップグレード
- CLIを使用したネットワーキング スイッチのアップグレード
12.[LCD 言語]ドロップダウンから、LCD 上のテキストを表示するために使用する必要がある言語を選択します。
使用可能なオプションは次のとおりです。
● 英語
● フランス語
● スペイン語
● ドイツ語
● 日本語
● 中国語
デフォルトでは、テキストは英語で表示されます。
13.[シャーシ ダイレクト アクセスの有効化]テキスト ボックスを選択すると、ノートパソコンやサーバーなどのホストから、USB
On-The-Go(OTG)ケーブルを使用して MX7000 シャーシにアクセスできるようになります。
[シャーシ ダイレクト アクセスの有効化]チェック ボックスをオフにすると、既存のシャーシ ダイレクト セッションが切断さ
れて、シャーシ ダイレクト LED が消灯します。この機能が無効である場合、ノートパソコンをシャーシに接続することはでき
ません。URL の https://ome-m.local にはアクセスできません。この機能を有効にしたら、USB ケーブルを取り付け直し、
シャーシ ダイレクト LED が緑色に点灯するのを待って、シャーシの電話帳にアクセスします。詳細については、「シャーシ ダ
イレクト」の項を参照してください。
14.[適用]をクリックして Quick Sync 設定を保存します。
シャーシ ダイレクト
OME–Modular のシャーシ ダイレクト機能によって、ユーザーは iDRAC などの管理コンソールやシャーシ上のデバイスの管理モジ
ュールにアクセスすることができます。MX7000 シャーシには、いくつかの USB ポートがあります。シャーシ前面の右コントロー
ル パネル(RCP)には、3 個の USB ポートがあります。2 個のポートは、シャーシ レベル KVM に使用するキーボードおよびマウ
スのための標準サイズの USB-A ポートです。3 番目のポートは、USB OTG をサポートする Micro-AB ポートです。シャーシ ダイレ
クトを使用するには、USB OTG ポートをノートパソコンに接続します。管理モジュール上のプロセッサーは、USB ネットワーク
インターフェイスをエミュレートし、管理 VLAN へのネットワーク ブリッジを提供します。このネットワークは、OpenManage
Mobile の Wi-Fi アクセス用に QuickSync 2 がブリッジするネットワークと同じです。
ネットワーク タイム プロトコルの設定が有効になっていない場合、RCP を交換してもシステム時刻はリストアされません。新し
い RCP のリアルタイム クロックは、リード シャーシのシステム時刻として使用されます。さらにすべてのメンバー シャーシに同
期され、しばらくの間、メンバー MSM の再起動と MM の冗長性喪失に至るおそれがあります。冗長性は、通常は数分後に正常に
リストアします。
前面パネルに接続されている USB ケーブルを外し、シャーシの完全な AC/DC パワー サイクルを行います。
シャーシの USB OTG ポートに接続されているシステムを使用して、MM ユーザー インターフェイスおよび iDRAC ユーザー インタ
ーフェイス、または KVM にアクセスできます。アクセスするには、ノートパソコンでブラウザーを起動し、URL として「https://
ome-m.local」と入力します。シャーシで使用可能なデバイスへのエントリーのリストを含んだシャーシの電話帳ページが表示
されます。このオプションは、OME–Modular のコマンドライン プロンプト アクセスのみを提供する前面パネルの KVM よりも優
れたエクスペリエンスを提供します。
このチェック ボックスを選択すると、USB On-The-Go(OTG)ケーブルを使用して、ノートパソコンやサーバーなどのホストから
MX7000 シャーシにアクセスできるようになります。ホストから MX7000 シャーシの前面パネル(右側のコントロール パネル)に
ある micro USB ポートに、USB OTG ケーブルを接続します。正常に接続されると、MX7000 シャーシの右コントロール パネルの
micro-USB の下にある LED が緑色に点灯し、USB Ethernet アダプターがホストに表示されます。シャーシは IPv4 および IPv6 アド
レスを使用して自動的に設定されます。アドレスが設定されたことを確認したら、Web ブラウザーを開いて、アドレス バーに
「https://ome-m.local」という URL を入力します。
Windows を実行しているノートパソコンで、IPv6 トラフィックがブロックされている場合は、IPv6 アドレス用の Remote Network
Driver Interface Specification(RNDIS)インターフェイスを確認します。IPv4 を介してシャーシの電話帳ページにアクセスできる場
合がありますが、iDRAC と OME-Modular Web コンソールにはアクセスできません。その場合は、システム上の IPv6 トラフィック
フローを有効にします。
OME–Modular のシャーシ ダイレクト機能を有効または無効にすると、次のエラー コードが表示されます。
OME–Modular のシャーシ ダイレクト機能は Quick Sync 機能と互いに排他的です。管理モジュール ファームウェアを 1.10.00 バー
ジョンから以前のバージョンにダウングレードする前に、シャーシの前面パネルに接続されている USB ケーブルを外します。USB
ケーブルを外さずに 1.10.00 ファームウェアをダウングレードすると、Quick Sync 機能が劣化する可能性があります。シャーシの完
全な AC/DC パワー サイクルを実行して、Quick Sync を正常な状態に戻します。
● シャーシは Quick Sync 機能を持ち、シャーシ ダイレクト機能が有効になっています。つまり、USB ケーブルが前面パネルの
USB コネクターに取り付けられています。
● 管理モジュールのバージョンが、1.10.00 から以前のバージョンにダウングレードされます。
44 OME-Modular へのログイン