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ドライバー アーキテクチャの概要
Windows Server のパーシステント メモリーに関連するデバイス オブジェクトには、物理 NVDIMM と、物理ドライバー上の論理パ
ーシステント メモリー ディスクの 2 種類があります。
デバイス マネージャーでは、物理 NVDIMM は「メモリー デバイス」の下に表示され、論理ディスクは「パーシステント メモリー ディ
スク」の下に表示されます。
図 25. デバイス マネージャー
すべての NVDIMM-N デバイスは、nvdimm.sys ドライバーによって制御されていますが、論理ディスクは pmem.sys ドライバーによ
って制御されています。両タイプのデバイス オブジェクトは、パーシステント メモリー用のバス ドライバーである scmbus.sys に
よって作成されます。このバス ドライバー オブジェクトは、「システム デバイス」のデバイス マネージャーにあります。
Windows Server 2019 ラベル サポートおよびネームスペース管理の新機
能
Windows Server 2019 では、OS がラベルおよびネームスペースの管理をサポートします。
NVDIMM-N モジュールが初めて OS に公開された場合、または工場出荷時の状態へリセット/浄化操作後に、ネームスペースが自動
的に列挙されない場合があります。
ユーザーは、ストレージ デバイスとして使用する前にネームスペースを作成する必要があります。次のコマンドを実行して、
NVDIMM-N 上のネームスペースを管理できます。
図 26. 使用可能な PMEM PowerShell Cmdlet
例:
38 Windows