Owners Manual
セットアップユーティリティと UEFI ブートマネージャの使い方 83
TPM Security
(TPM セキュリティ)
(デフォルトは Off
(オフ))
システムの Trusted Platform Module(TPM)(信頼
済みプラットフォームモジュール)のレポートを設
定します。
Off(オフ)に設定すると、TPM の存在が OS に報告
されません。
On with Pre-boot Measurements(起動前測定あ
りでオン)に設定すると、TPM が OS に報告され、
POST 中に起動前測定が TPM に保存されます。
On without Pre-boot Measurements(起動前測
定なしでオン)に設定すると、TPM が OS に報告さ
れ、起動前測定は省略されます。
TPM Activation
(TPM の有効化)
(デフォルトは No
Change(変更なし))
Activate(有効にする)に設定すると、TPM がデ
フォルト設定の状態で有効になります。Deactivate
(無効にする)に設定すると、TPM は無効になりま
す。No Change(変更なし)状態の場合、処理は何
も実行されません。TPM の動作状態は不変です
(TPM のすべてのユーザー設定が保存されます)。
メモ: TPM Security(TPM セキュリティ)が Off
(オフ)に設定されている場合、このフィールドは読
み取り専用です。
TPM Clear
(TPM クリア)
(デフォルトは No
(なし))
注意: TPM をクリアすると、TPM 内のすべて
の暗号化キーが失われます。このオプションを
選択すると OS からの起動ができなくなり、暗
号化キーが復元できない場合はデータが失われ
ます。このオプションを有効にする前に TPM
キーをバックアップしてください。
Yes(はい)に設定すると、TPM の内容がすべてク
リアされます。
メモ: TPM Security(TPM セキュリティ)が Off
(オフ)に設定されている場合、このフィールドは読
み取り専用です。
Power Button
(電源ボタン)
(デフォルトは Enabled
(有効))
Enabled(有効)に設定すると、電源ボタンでシス
テムの電源を切ったり入れたりできます。ACPI 対応
の
OS
では、電源が切れる前に正常なシャットダウン
が行われます。
Disabled(無効)に設定すると、電源ボタンはシス
テムの電源を入れる場合にのみ使用できます。
オプション 説明