Concept Guide
Table Of Contents
- Dell Lifecycle Controller Remote Services v2.70.70.70 クイック スタート ガイド
- 目次
- はじめに
- Remote Services の機能
- API 関連資料およびリンク - はじめに
- Lifecycle Controller API の統合
- ソーシャルメディアリファレンス
- 用語と定義
QuickSync 機能の詳細については、en.community.dell.com/techcenter/systems-management/w/wiki/1906.dcim-library-profile.aspx で
入手できる『System QuickSync』プロファイル文書を参照してください。また、www.dell.com/esmmanuals で入手できる『iDRAC
ユーザーズガイド
』も参照してください。
ハッシュパスワードを使用した高度なセキュリティの設定
ユーザーパスワードと BIOS パスワードは、第 13 世代の Dell PowerEdge サーバで利用可能な iDRAC の単一方向ハッシュ形式を使
用して、設定することができます。ユーザー認証メカニズムは影響を受けず(SNMPv3 と IPMI を除く)、パスワードをプレーンテ
キスト形式で指定できます。
新しいパスワードハッシュ機能を使用することにより、次の操作が可能になります。
● 独自の SHA256 ハッシュを生成し、iDRAC ユーザーパスワードと BIOS パスワードを設定します。新しい属性が作成され、パス
ワードのハッシュ表現が表現されます。
● サーバ構成プロファイル用ファイルを、ハッシュ値を持つパスワードでエクスポートします。ExportSystemConfiguration メソ
ッドを使用して、IncludeInExport パラメーターにエクスポートするパスワードハッシュ値を含めます。
SHA256 を使用した場合、Salt あり、または Salt なしで、パスワードのハッシュを生成できます。Salt 文字列を使用するか、これ
を null とするかは、常に SHA256SystemPassword とともに設定する必要があります。
メモ: iDRAC ユーザーアカウントのパスワードが他のハッシュ(SHA1v3Key または MD5v3Key)ではなく SHA256 パスワード
ハッシュ(SHA256Password)のみで設定されている場合は、SNMPv3 を介した認証は失われます。ユーザーアカウントのパ
スワードを設定するためにハッシュが使用すると、IPMI による認証は常に失われます。
ハッシュ パスワードの使用方法の詳細については、https://downloads.dell.com/solutions/general-solution-resources/White_Papers/
Dell-BIOSandBootManagementProfile.pdf から入手可能な『iDRAC
カード
』、『BIOS
および
BootManagement』プロファイル文書を参
照してください。
USB 管理ポートの設定
iDRAC によって監視されている第 13 世代 PowerEdge サーバーでは、USB ポートおよび USB ドライブで次の機能を実行できます。
● サーバの USB 管理ポートのステータスを管理します。ステータスが無効になっていると、iDRAC は管理対象 USB ポートに接続
されている USB デバイスまたはホストを処理しません。
● USB ポートが iDRAC またはオペレーティングシステムのどちらによって使用されるかを特定する USB 管理ポートモードの設
定。
● デバイスが USB 仕様で許可されている電源要件を超えた場合に生成される過電流アラートを表示。WS-Events を生成するた
めの過電流アラートを設定。
● デバイスが接続されているときの FQDD、デバイスの説明、プロトコル、ベンダー ID、製品 ID などの USB デバイスのインベン
トリの表示。
● iDRAC によって監視される USB ポートに挿入された USB ドライブに保管されているファイルを使用したサーバーの設定。こ
の設定では、ジョブを作成して進捗状況を追跡し、結果を Lifecycle ログに記録します。サーバ設定プロファイルと名前付けを
検出するためのルールは、DHCP プロビジョニングと同じです。
メモ: USB 構成設定は、USB ドライブからのシステムの設定が許可されるかどうかを制御します。デフォルトでは、iDRAC ユ
ーザーパスワードと BIOS がまだデフォルトであれば、USB からの設定のみが適用されます。
USB デバイス管理の詳細については、https://downloads.dell.com/solutions/general-solution-resources/White%20Papers/
Dell_USBDeviceProfile.pdf から入手可能な『USB
デバイス
プロファイル
』文書を参照してください。
監視
さまざまな Lifecycle Controller-Remote Services 機能を使って、ライフサイクルを通してシステムを監視できます。現行および工場
出荷時のハードウェアインベントリ、Lifecycle ログ、システムイベントログ、ファームウェアインベントリなどの機能がシステム
の監視に役立ちます。
14 Remote Services の機能