Users Guide

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台のシステムで
Intel Xeon 5500
シリーズと
5600
シリーズのプロ
セッサを併用することはできません。
Intel Xeon 5600
シリーズのプロセッサは、メモリスペアリングに対応
しています。
低電圧メモリモジュール(DDR3L DIMM
Intel Xeon 5600
シリーズのプロセッサは
DDR3L DIMM に対応しており、
動作電圧(1.35 V)を低く抑えることで、各 DIMM で最大 20 パーセント
の節電を確保しています。DDR3L メモリは Intel Xeon 5500 シリーズに対
して下位互換性を持ち、標準電圧(1.5 V)で何ら制限なく動作します。
システムの動作電圧を下げると、周波数を高めたり装着メモリを増やした
りすることが制限される場合があります。たとえば 1.35 V にすると、各
チャネルにメモリモジュールを 3 枚取り付けることはできません。
1.35 V DDR3L
メモリ
を搭載したシステムは、以下のいずれかの条件が満た
されれば、1.5 V でメモリモジュールを使用できます。
Intel Xeon 5500
シリーズのプロセッサ
各チャネルに
2
枚の
1333 MHz DIMM
標準および低電圧の両方のメモリモジュールの組み合わせ
メモリ構成のガイドラインについては、support.dell.com/manuals
お使いのシステムの『ハードウェアオーナーズマニュアル』を参照してく
ださい。
メモ: BIOS セットアップのオプションを変更すれば、周波数と電圧の設定を
限度内で調整することができます。
BIOS セットアップの新しいオプション
Integrated Devices(内蔵デバイス)画面
オプション 説明
SR-IOV-Global Enable
SR-IOV グローバル有
効)
(デフォルトは
Disabled(無効)
SR-IOV
Single Root I/O Virtualization
)デバ
イスの
BIOS
設定の有効
/
無効を切り替えます。
メモ: 該当するのは、PowerEdge R410R510R610
R710R910T410T610T710 システムのみです。