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オペレーティングシステムの導入
OS Deployment(OS 導入) 機能では、管理下システムに標準およびカスタムのオペレーティングシステムを導入することができ
ます。RAID が設定済みでない場合、オペレーティングシステムをインストールする前に RAID を設定することもできます。
Lifecycle Controller では、次のオプションを使用したオペレーティングシステムの導入が可能です。
• 手動インストール
• 無人インストール — 無人インストールの詳細については、「無人インストール」を参照してください。
• UEFI セキュア起動 — UEFI セキュア起動の詳細については、「UEFI セキュア起動」を参照してください。
メモ: Lifecycle Controller によってサポートされている Windows および Linux オペレーティングシステムの導入には、ドライ
バパックを使用することができます。これらのオペレーティングシステムを導入する前に、Lifecycle Controller が最新のドラ
イバパックでアップデートされているようにしてください。最新のドライバパックは、www.dell.com/support/manuals から
ダウンロードできます。
メモ: FAT32 では、単一ファイルのサイズを 4 GB に制限しています。4 GB 以上の Windows イメージファイルを使用してい
る場合は、ファイルを複数のファイルに分割します。詳細については、Docs.microsoft.com にあるドキュメントを参照して
ください。
トピック:
• オペレーティングシステムのインストール
• オプションの RAID 設定の使用
• オペレーティングシステム導入ウィザードを使用した RAID の設定
• 無人インストール
• UEFI セキュア起動
• ドライバアクセス
• iSCSI LUN および FCoE LUN へのオペレーティングシステムのインストール
• 再起動後のシナリオ
オペレーティングシステムのインストール
オペレーティングシステムをインストールする前に、次の条件が満たされていることを確認します。
• 光学式 DVD ドライブ、仮想メディア、または起動可能な USB ドライブがサーバに接続されている。
• ソフトウェア RAID または PowerEdge RAID コントローラが最新のファームウェアでインストールされており、少なくとも 2 台
のハードドライブが仮想ディスクの作成に使用可能である。サポートされているコントローラと関連ファームウェアの詳細につ
いては、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
メモ: デュアル SD または PCIe SSD などのメディアにオペレーティングシステムをインストールすることができます。た
だし、RAID 設定は、これらのメディアではサポートされません。
• 無人モードでのオペレーティングシステムのインストールには、必要な設定ファイル(Windows の場合は unattended.xml/
autounattended.xml、RHEL 7 の場合は ks.cfg)が USB またはネットワーク共有にコピーされていることを確認します。
メモ: PERC S110 および S130 コントローラは、SATA ディスクドライブのみをサポートし、少なくとも 2 台のハードドライブ
を必要とします。
オペレーティングシステムをインストールするには、次の手順を行います。
1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。
2. 左ペインで、[OS 導入]をクリックします。
3. 右ペインで、[OS の導入]をクリックして、次のいずれかを選択します。
• 初めに RAID を構成 — クリックしてサーバに接続されている RAID を構成します。RAID 設定の詳細については「オプショ
ンの RAID 設定の使用」を参照してください。
メモ: 接続済みの仮想ディスクがすでに存在する場合、RAID の設定はオプションです。
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