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整合性チェック率は、0%から 100%の間で設定でき、整合性チェック タスクの実行専用のシステム リソースの割合を表します。0%では、コントローラに対
する整合性チェックの優先順位は最低であり、完了までに最も長い時間がかかりますが、システム
パフォーマンスに与える影響は最小になります。整合
性チェック率が 0%でも、プロセスが停止されたり一時停止されたりすることはありません。
100%では、整合性チェックはコントローラに対して最優先になります。整合性チェックの時間が最小化されますが、システム パフォーマンスへの影響は最
も大きくなります。
整合性チェックの実行
[整合性チェック]タスクは、冗長(パリティ)情報の正確性を検証します。このタスクは冗長仮想ディスクにのみ適用されます。必要に応じて、[整合性
チェック
]タスクで冗長データを再構築します。仮想ディスクが冗長性失敗状態になっている場合は、整合性チェックの実行によって仮想ディスクを準備完
了状態に戻せることがあります。
外部として報告される物理ディスク
このトピックでは、RAID アレイの一部であるディスクが外部として報告されるシナリオについて説明します。
次の場合に、物理ディスクの状態が外部として表示されることがあります。
• ディスクが長期間にわたってアレイの外部にある
• ディスクをアレイから取り外し、再び取り付けた
外部ディスクをボリュームに追加する場合は、外部構成をクリアして、コントローラの設定をリセットすることができます。
外部構成のクリア
1 iDRAC9 Web インターフェイスで、[設定] > [ストレージ構成] > [コントローラ設定]と移動します。
[コントローラ設定]ページが表示されます。
2 [外部構成]セクションの[コントローラ]ドロップ ダウン メニューから、外部構成をクリアするコントローラを選択します。
3 [操作モードの適用]ドロップ ダウン メニューから、構成をクリアするタイミングを選択します。
ストレージ コントローラ設定のリセット
1 iDRAC9 Web インターフェイスで、[設定] > [ストレージ構成] > [コントローラ設定]と移動します。
[コントローラ設定]ページが表示されます。
2 [アクション]メニューから、対象のコントローラに[設定をリセット]を選択します。
3 [操作モードの適用]メニューから、設定をクリアするタイミングを選択します。
4 クリア をクリックします。
第 13 世代 PowerEdge サーバでの BIOS のアップデート
方法
第 13 世代 Dell PowerEdge サーバは、オペレーティング システムの有無にかかわらずシステム BIOS をアップデートするさまざまな方法(ローカルまたはリ
モート)を提供します。次に、それらの方法を示します。ニーズや環境に最適な方法を選択できます。
• オペレーティング システム内から BIOS DUP(Dell Update パッケージ)を実行する。
• 起動前環境で UEFI ベースの BIOS フラッシュ ユーティリティを使用する。
• Lifecycle Controller プラットフォーム アップデート オプション(F10)を使用する。
• iDRAC Web GUI でアップデートおよびロールバック機能を使用する。
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サーバ管理ソフトウェアの問題