Users Guide

コントローラは、ディスクがオフラインになるか、または物理ディスクがないために削除されている場合は仮想ディスクからのダーティー キャッシュを保存しま
す。この保存されたダーティー
キャッシュは固定キャッシュと呼ばれ、仮想ディスクをインポートするかキャッシュを破棄するまで保存されます。
対応処置：
<Ctrl> <R>ユーティリティを使用して仮想ディスクをインポートするか、保存されたキャッシュを破棄します。保存されたキャッシュの管理手順の詳細につい
ては、「保存されたキャッシュの管理」を参照してください。
メモ: Ctrl R は、UEFI 起動モードに設定されたシステムでは使用できません。その場合、保存されたキャッシュを管理するには、HII メニューを
使用します。
保持キャッシュの管理
このタスクについて
物理ディスクが検出されないために仮想ディスクがオフラインになったり、削除されたりすると、コントローラーによって仮想ディスクのダーティー キャッシュが保
持されます。保持されたダーティー キャッシュは固定キャッシュと呼ばれ、仮想ディスクをインポートするかキャッシュを破棄するまで保持されます。
メモ
: 保持キャッシュが存在する場合は、新しい仮想ディスクの作成など、一部の操作が実行できなくなります。オペレーティング システムを起
動する前に BIOS 設定ユーティリティ（<Ctrl><R>）で状況を解決する必要があります。BIOS 設定ユーティリティ（<Ctrl><R>）で保持され
たキャッシュを破棄するか保持されたキャッシュのある仮想ディスクをインポートする必要があるというメッセージが表示されます。
注意: 外部設定が存在する場合、保持キャッシュを破棄する前に外部設定をインポートすることを強くお勧めします。そうしない場合、外部設
定に属するデータが失われることがあります。
保存されたキャッシュを管理するには：
手順
1 仮想ディスクの管理画面で、コントローラアイコンをクリックします。
2 <F2> を押して、使用可能な操作を表示します。
3 保持キャッシュの管理を選択します。
外部設定に属するデータの損失を防ぐため、保持キャッシュを破棄する前に外部設定をインポートすることを勧めるメッセージが表示されます。続
行するかどうかを確認します。［保持キャッシュの管理］画面に、対象の仮想ディスクが表示されます。
4 ［保持キャッシュの管理］画面でキャッシュの破棄を選択できます。［キャンセル］を押すとプロセスがキャンセルされ、［保持キャッシュを維持］ダ
イアログ
ボックスが表示されます。キャッシュの破棄を選択した場合は、選択の確認を求められます。キャッシュを残す選択をした場合は、キャッシュ
が存在する間は特定の処理を実行できないことを通知するメッセージが表示されます。OK をクリックして続行します。
RAID アレイの拡張
仮想ディスクを再構成または移行することで、仮想ディスクの容量を増やしたり RAID レベルを変更したりすることができます。仮想ディスクの再構成の詳
細については、「仮想ディスク再構成と容量拡張の開始とターゲット RAID レベル」、および「仮想ディスクの再構成または移行」を参照してください。
LTO-4 テープ ドライブが PERC でサポートされない
テープ ドライブは PERC ではサポートされていません。6Gbps の SAS HBA、または RAID に対応していない同等の SAS HBA を使用してください。
H310 上の HDD サイズの制限
PowerEdge RAID コントローラ H310 は、2 TB を超えるサイズの HDD をサポートしません。HDD サイズにはこの制限があります。
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ハードウェアの問題のトラブルシューティング