Users Guide

現象 説明
読み取り/書き込みの処理の速度が遅い ハード ドライブでのデータの読み取りまたは書き込みが遅延しています。
このような症状が発生した場合は、次の手順を実行します。
1 ハード ドライブが正しく取り付けられているかどうかを確認します。
2 ハード ドライブ インジケータを確認します。詳細については、「ハード ドライブ インジケータ コード」の項を参照してください。
3 LED インジケータを搭載したシステムの場合は、診断 LED を確認します。詳細については、「ステータス LED インジケータ」の項を参照してくださ
い。
メモ: 診断 LED インジケータはシステムによって異なる場合があります。
4 LCD パネルを搭載したシステムでは、次のエラーコードを確認します。
16. ハード ドライブ エラー コード
エラーコード エラーメッセージ 説明
E1810 ハード ドライブ<番号>
害。
ハード ドライブ<番号> SAS サブシステムによって特定された障害が発生してい
ます。
E1811 ハード ドライブ<番号>の再
構築を中止しました。
ドライブ<番号>の再構築が中止されています。
E1812 ハード ドライブ<番号>は取り
外されています。
ドライブ<番号>はシステムから取り外されています。
5 SupportAssist でハード ドライブのステータスを確認します。
6 RAID BIOS でハード ドライブのステータスを確認します。詳細については、「PERC BIOS でのハード ドライブ ステータスの確認」の項を参照してくだ
さい。
上記のエラー状態のいずれかが発生している場合は、デル テクニカル サポートにお問い合わせください。ご連絡いただく際には、SupportAssist レポート
とトラブルシューティングのログをお手元にご用意ください。
Windows または Linux 用の MegaCLI を使用して RAID コントローラーのログを
展開する方法
メモ: RAID コントローラーおよび接続されたハード ドライブのステータスについての情報をエクスポートするには、LSIAvagotech
MegaCLI ツールを使用します。
適切な診断ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
1 Windows オペレーティング システム用の適切なバージョンの MegaCli ツールを Avagotech サポート サイトからダウンロードします。
2 ダウンロードしたファイルを解凍し、インストールしたオペレーティング システムに従って、サーバまたはホスト システム上の任意のディレクトリにそれらを
コピーします。たとえば、
Windows ではパスは C:\temp\megacliLinux ではパスは/tmp/megacli となります。
3 Linux のターミナル、または Windows オペレーティング システムのコマンド プロンプトを開き、新たに作成したディレクトリに移動します。
4 ここで、次のコマンドを実行します。
Windows RAID コントローラーのログを作成するには、MegaCli.exe -FwTermLog -Dsply –aALL > ttylog.txt コマンド
を使用します。
Windows でイベント ログを作成するには、MegaCli.exe -AdpEventLog -IncludeDeleted -f deleted.txt -aALL
マンドを使用します。
Linux RAID コントローラーのログを作成するには、./MegaCli64 -FwTermLog -Dsply –aALL > /tmp/ttylog.txt コマン
ドを使用します。
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ハードウェアの問題のトラブルシューティング