Users Guide
• システムが最新の BIOS バージョンを使用していることを確認します。最新のバージョンでない場合は、BIOS をアップデートしてエラーが発生するかど
うかを確認します。
メモリのインストール時またはアップグレード時に従うべき前提条件
• システムにインストールされているプロセッサーでサポートされている最大メモリ容量を特定します。
• メモリ モジュールを取り付ける際に、メモリ取り付けの規則に従っていることを確認します。詳細については、「メモリ装着ガイドライン」の項を参照してく
ださい。
• システム BIOS に設定されているメモリ設定がシステムに取り付けられているメモリ モジュールと一致していることを確認します。
メモリ装着ガイドライン
お使いのシステムはフレキシブルメモリ構成をサポートしているため、あらゆる有効なチップセットアーキテクチャ構成でシステムを構成し、使用することがで
きます。メモリ モジュールの取り付けに関する推奨ガイドラインは次のとおりです。
• プロセッサーがシステムに取り付けられている場合に限り、DIMM ソケットを装着してください。
• すべてのソケットのリリース レバーを白、黒、緑の順番で装着します。
• 異なるタイプの DIMM を併用することはできません。たとえば、RDIMM のみ、UDIMM のみ、または LRDIMM のみをシステムに取り付けることができ
ます。
• x4 と x8 DRAM ベースの DIMM は併用できます。
• ランクが異なるメモリ モジュールを併用することができます。たとえば、シングル ランクとデュアル ランクのメモリ モジュールを併用できます。容量の異なる
DIMM を併用する場合は、最初に白のリリース レバーを持つソケット、次に黒、その次に緑という順で、高いランク カウント順にソケットを装着するよ
うにしてください。たとえば、シングル
ランクとデュアル ランクのメモリ モジュールを併用する場合は、デュアル ランクのメモリ モジュールを白いリリース タブ
が付いたソケットに装着してから、黒いリリース タブが付いたソケットにシングル ランクのメモリ モジュールを装着します。システムには最大 2 種類の異
なるランクの
DIMM のみを併用することができます。
• 異なる容量のメモリ モジュールは併用できます。たとえば、4 GB と 8 GB のメモリ モジュールを併用することが可能です。容量が異なるメモリ モジュー
ルを併用する場合は、最初に容量が最も多いメモリ
モジュールをソケットに装着してください。たとえば、4 GB と 8 GB のメモリ モジュールを併用する
場合は、8 GB のメモリ モジュールを白いリリース タブが付いたソケットに装着してから、黒いリリース タブが付いたソケットに 4 GB のメモリ モジュールを
装着します。最大
2 種類の異なる容量のメモリ モジュールを併用できます。
• デュアル プロセッサー構成では、最初の 8 つのスロットで各プロセッサーのメモリ構成を同一にするようにしてください。たとえば、プロセッサ 1 のソケット
A1 に DIMM を装着した場合、プロセッサ 2 はソケット B1 に(…以下同様)DIMM を装着する必要があります。
メモ: お使いのシステムのシステムメモリ ガイドラインの詳細については、Dell.com/poweredgemanuals にある『オーナーズ マニュアル』を参照
してください。
メモリモード
メモリ モードには次の 4 種類があります。
• アドバンス ECC(ロックステップ)
• メモリ最適化(独立チャネル)
• メモリスペアリング
• メモリミラーリング
メモリ モードはシステム BIOS で設定できます。詳細については、「メモリ モードの設定」の項を参照してください。
メモリ モードの設定
このタスクについて
メモリ モードを設定するには、以下の手順に従います。
ハードウェアの問題のトラブルシューティング
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