Users Guide

ます。データの収集はシステムが工場出荷後初めて 電源を投入された時点で開始します。システムの電源
がオンになっている間はデータの収集および表示が行われます。過去
7 年間監視された温度を追跡したり、
保存したりすることができます。
メモ: フレッシュエア対応ではないシステムについても、温度履歴を追跡することができます。ただし、
生成されたしきい値制限とフレッシュエアに関する警告は、フレッシュエアがサポートする制限に基づ
きます。警告の制限は 42 ºC、重大の制限は 47 ºC です。これらの値は、2 ºC のマージン付き精度で
40 ºC 45 ºC のフレッシュエア制限に対応します。
フレッシュエア制限に関連付られた次の 2 つの固定温度領域が追跡されます。
警告領域 - システムが温度センサーの警告しきい値42 ºCを超えて稼動した期間を指します。システ
ムが警告領域で稼動できるのは、
12 ヶ月間の時間のうち 10 % です。
重大領域 - システムが温度センサーの重要しきい値(47 ºCを超えて稼動した時間を指します。システ
ムが重要領域で稼動できるのは、12 ヶ月間の時間のうち 1 % であり、これは警告領域での稼動時間とし
ても加算されます。
収集されたデータはグラフ形式で表示され 10% 1% レベルを追跡します。記録された温度データは工場出
荷前にのみクリアすることができます。
システムが通常サポートされている温度しきい値を超えた状態で一定時間稼動を続けると、イベントが生成
されます。一定の稼働時間の平均温度が、警告レベル以上(8% 以上)または重大レベル以上(0.8% 以上)
の場合、Lifecycle ログにイベントが記録され、該当する SNMP トラップが生成されます。イベントには以下
があります。
警告イベント温度が過去 12 ヶ月に警告しきい値を超過した状態が全稼動時間のうち 8 % 以上あった場
重要イベント:温度が過去 12 ヶ月に警告しきい値を超過した状態が全稼動時間のうち 10 % 以上あった
場合
警告イベント:温度が過去 12 ヶ月に重要しきい値を超過した状態が全稼動時間のうち 0.8 % 以上あった
場合
重要イベント:温度が過去 12 ヶ月に重要しきい値を超過した状態が全稼動時間のうち 1 % 以上あった場
追加のイベントを生成できるように iDRAC を設定することもできます。詳細については、アラート反復イ
ベントの設定」の項を参照してください。
iDRAC ウェブインタフェースを使用した温度の履歴データの表示
温度の履歴データを表示するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、概要サーバー電源 / サーマル温度 の順に移動します。
温度 ページが表示されます。
2. 過去 1 日、過去 30 日、過去 1 年の温度の保存データ(平均およびピーク値)のグラフを表示するには、
システム基板温度の歴史的データ」の項を参照してください。
詳細については、iDRAC オンラインヘルプ』を参照してください。
メモ: iDRAC ファームウェアのアップデートまたは iDRAC のリセット完了後、一部の温度データ
がグラフに表示されない場合があります。
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