Users Guide
メモ: getconfig コマンドと config コマンド、または get コマンドと set コマンドを使用できます。
1. 次のコマンド構文を使用して使用可能なユーザーインデックスを見つけます。
• getconfig コマンドを使用:racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i <index>
• get コマンドを使用:racadm get iDRAC.Users <index>
2. 新しいユーザー名とパスワードで次のコマンドを入力します。
• config コマンドを使用:racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPrivilege -
i <index> <user privilege bitmask value>
• set コマンドを使用:racadm set iDRAC.Users.<index>.Privilege <user privilege
bitmask value>
メモ: 特定ユーザー権限用の有効なビットマスク値のリストに関しては、dell.com/idracmanuals
にある『iDRAC8 RACADM コマンドラインインタフェースリファレンスガイド』を参照してくだ
さい。デフォルトの権限値は 0 で、ユーザーに有効な権限がないことを示します。
Active Directory ユーザーの設定
会社で Microsoft Active Directory ソフトウェアを使用している場合、iDRAC にアクセス権を付与するように
ソフトウェアを設定することができます。これにより、ディレクトリサービスの既存ユーザーに iDRAC ユー
ザー権限を追加し、制御することが可能になります。これはライセンスが必要な機能です。
メモ: Active Directory を使用して iDRAC ユーザーを認識する機能は、Microsoft Windows 2000、
Windows Server 2003、および Windows Server 2008 オペレーティングシステムでサポートされてい
ます。
iDRAC にログインするために、Active Directory を介してユーザー認証を設定できます。また、管理者が各
ユーザーに特定の権限を設定できるようにする、役割ベースの権限を提供することもできます。
iDRAC の役割および権限の名前は、前世代のサーバーから変更されています。役割名は次のとおりです。
表 13. iDRAC の役割
現在の世代 以前の世代 権限
システム管理者 システム管理者 ログイン、設定、ユーザーの設定、ログ、システム制御、仮
想コンソールへのアクセス、仮想メディアへのアクセス、シ
ステム操作、デバッグ
オペレータ パワーユーザー ログイン、設定、システム制御、仮想コンソールへのアクセ
ス、仮想メディアへのアクセス、システム操作、デバッグ
読み取り専用 ゲストユーザー ログイン
なし なし なし
152