Users Guide

racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 <secondary DNS IP
address>
set コマンドを使用:
racadm set iDRAC.IPv4.DNSFromDHCP 0 racadm set
iDRAC.IPv4.DNSFromDHCP.DNS1 <primary DNS IP address> racadm set
iDRAC.IPv4.DNSFromDHCP.DNS2 <secondary DNS IP address>
4. ウェブインタフェースにログインするときにユーザー名だけの入力で済むように、ユーザードメインの
リストを設定しておく場合は、次のコマンドを入力します。
config コマンドを使用:racadm config -g cfgUserDomain -o cfgUserDomainName
<fully qualified domain name or IP Address of the domain controller> -i
<index>
set コマンドracadm set iDRAC.UserDomain.<index>.Name <fully qualified domain
name or IP Address of the domain controller>
1 から 40 のインデックス番号で、最大 40 のユーザードメインを設定できます。
拡張スキーマ Active Directory の概要
拡張スキーマソリューションを使用する場合は、Active Directory スキーマの拡張が必要です。
Active Directory スキーマ拡張
Active Directory データは、属性およびクラスの分散データベースです。Active Directory スキーマには、デ
ータベースに追加または包含できるデータのタイプを決定する規則が含まれます。ユーザークラスは、デー
タベースに保存されるクラスの一例です。ユーザークラス属性の例としては、ユーザーの名前、名字、電話
番号などが挙げられます。特定の要件に独自の固有な属性やクラスを追加することによって、Active
Directory データベースを拡張できます。Dell は、Active Directory を使用したリモート管理認証および承認
をサポートするために必要な変更を取り入れるため、スキーマを拡張しました。
既存の Active Directory スキーマに追加される各
属性
または
クラス
は、固有の ID で定義される必要がありま
す。業界全体で固有の ID を保持するため、マイクロソフトでは Active Directory オブジェクト識別子
OIDのデータベースを維持しており、企業がスキーマに拡張を追加したときに、それらが固有であり、
互いに拮抗しないことを保証できるようにしています。マイクロソフトの Active Directory におけるスキー
マの拡張のため、Dell は、ディレクトリサービスに追加される属性およびクラス用に固有の OID、固有の名
前拡張子、および固有にリンクされた属性
ID を取得しました。
拡張子:dell
ベース OID1.2.840.113556.1.8000.1280
RAC LinkID の範囲:1207012079
iDRAC スキーマ拡張の概要
デルでは、
関連
デバイス
、および
権限
プロパティを取り入れるためにスキーマを拡張しました。
関連
ロパティは、特定の権限セットを持つユーザーまたはグループと、1 つ、または複数の iDRAC デバイスとを
リンクするために使用されます。このモデルは、複雑な操作をほとんど行うことなく、ネットワーク上のユ
ーザー、
iDRAC 権限、および iDRAC デバイスの様々な組み合わせにおける最大の柔軟性をシステム管理者
に提供します。
認証および承認のために Active Directory と統合するネットワーク上の物理 iDRAC デバイスにはそれぞれ、
少なくとも 1 つの関連オブジェクトと 1 つの iDRAC デバイスオブジェクトを作成してください。複数の関
連オブジェクトを作成でき、各関連オブジェクトは、必要なだけのユーザー、ユーザーグループ、または
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