Users Guide
設定および監視することができます。iDRAC サーバーが設定されていない場合はデフォルトの iDRAC 資格
情報を使用、または
iDRAC サーバーが以前に設定済みである場合は同じ iDRAC 資格情報を使用し続けるこ
とができます。
Windows オペレーティングシステム経由の iDRAC アクセス
このタスクは次の方法を使用して実行することができます。
• ウェブパックを使用して iDRAC アクセス機能をインストールする。
• iSM PowerShell スクリプトを使用して設定する。
MSI を使ったインストール
この機能はウェブパックを使用してインストールすることができます。この機能は通常の iSM インストー
ルでは無効になっています。この機能を有効化している最中に、固有のリッスンポート番号
(1024~65535)
を入力するプロンプトが表示されます。iSM はこの接続を iDRAC にリダイレクトした後、OS2iDRAC という
インバウンドファイアウォールを作成します。リッスンポート番号はホストオペレーティングシステムで
OS2iDRAC ファイアウォールルールに追加され、これによって受信接続が許可されるようになります。ファ
イアウォールルールはデフォルトで無効化されています。このルールは、
Windows ファイアウォールの詳細
オプション メニューで有効にすることができます。
メモ: この機能を機能させるには、お使いのシステムで Microsoft IP ヘルパーサービスが実行されてる
ことを確認してください。
iDRAC ウェブインタフェースにアクセスするには、ブラウザで https://<host-name> または OS-IP>:
443/login.html フォーマットを使います。内訳は次のとおりです。
• <host-name> — iSM がインストールされ、OS 機能を介した iDRAC アクセスのために設定されたサーバ
ーの完全なホスト名です。ホスト名が存在しない場合は OS IP アドレスを使用できます。
• 443 - デフォルトの iDRAC ポート番号です。これは接続ポート番号と呼ばれ、リッスンポート番号への
すべての受信接続がここにリダイレクトされます。ポート番号は、iDRAC ウェブインタフェース、WS-
MAN、および RACADM インタフェース を使って変更することができます。
iSM PowerShell スクリプトを使用した設定
iSM のインストール中にこの機能が無効になった場合、iSM によって提供される次の Windows PowerShell
コマンドを使用してこの機能を再度有効にできます。
Enable-iDRACAccessHostRoute
この機能がすでに設定されている場合は、PowerShell コマンドと対応するオプションを使用してこれを無効
化または変更することができます。利用できるオプションは次の通りです。
• Status - このパラメータは必須です。値の大文字と小文字は区別されず、値の範囲は True または False
です。
• Port — これはリッスンポート番号です。このパラメータは、Status パラメータ値が TRUE である場合に
必須です。
Status パラメータ値が FALSE である場合、残りのパラメータは無視できます。この機能にま
だ設定されていない新しいポート番号を入力する必要があります。新しいポート番号設定は、既存の
OS2iDRAC インバウンドファイアウォールルールを上書きし、新しいポート番号を使って iDRAC に接続
することができます。値の範囲は 1024 から 65535 です。
• IPRange - このパラメータはオプションで、ホストオペレーティングシステム経由で iDRAC に接続する
ことが許可される IP アドレスの範囲を提供します。IP アドレス範囲の形式は、IP アドレスとサブネット
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