Users Guide

ターゲットリモートシステムにオペレーティングシステムを導入するには、次の手順を実行します。
1. ターゲットリモートシステムの iDRAC IPv4 アドレスを、ip.txt テキストファイルにリストします。1
1 つの IPv4 アドレスをリストします。
2. 起動可能なオペレーティングシステム CD または DVD を管理ステーションのドライブに挿入します。
3. コマンドプロンプトを管理者権限で開き、vmdeploy スクリプトを実行します。
vmdeploy.bat -r <iDRAC-IPAddress or file> -u <iDRAC-user> -p <iDRAC-user-
passwd> [ -f {<floppy-image> | < device-name>} | -c { <device-name>|<image-
file>} ] [-i <DeviceID>]
メモ: IPv6 では IPMItool がサポートされないため、vmdeploy IPv6 をサポートしていません。
メモ: vmdeploy スクリプトは -r オプションを vmcli -r オプションとは少し異なる形で処理し
ます。-r オプションの引数が既存のファイルの名前である場合、スクリプトは指定されたファイ
ルから iDRAC IPv4 または IPv6 アドレスを読み取り、各行で 1 回ずつ VMCLI ユーティリティを実
行します。-r オプションの引数がファイル名でない場合は、単独の iDRAC アドレスになります。
この場合、-r VMCLI ユーティリティの説明どおりに機能します。
次の表に、vmdeploy コマンドのパラメータを示します。
34. vmdeploy コマンドのパラメータ
パラメータ 説明
<iDRAC-user> iDRAC ユーザー名。これには次の属性が必要で
す。
有効なユーザー名
iDRAC 仮想メディアユーザー権限
iDRAC の認証に失敗した場合は、エラーメッセー
ジが表示されてコマンドが終了します。
<iDRAC-ip | file>
iDRAC IP アドレス、または iDRAC IP アドレスを
含むファイル。
<iDRAC-user-password> または <iDRAC-
passwd>
iDRAC ユーザーのパスワード。
iDRAC の認証に失敗した場合は、エラーメッセー
ジが表示されてコマンドが終了します。
-c {<device-name> | <image-file>} オペレーティングシステムのインストール CD
たは
DVD ISO9660 イメージへのパス。
<floppy-device> オペレーティングシステムのインストール CD
DVD、またはフロッピーが挿入されているデバイ
スへのパス。
<floppy-image> 有効なフロッピーイメージへのパス。
<Device ID> 1 回限りの起動を行うデバイスの ID
関連リンク
仮想メディアの設定
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