Owners Manual

ハードドライブバックプレーンの取り付け
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許
可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示に
よってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていな
い修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全
にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。
1. ハードディスクドライブバックプレーンのスロットをシャーシのフックに合わせます。
メモ: ハードドライブバックプレーンを取り付ける前に、ハードドライブが取り外されていること
を確認します。
2. リリースタブが所定の位置に固定されるまで、ハードドライブバックプレーンを下方向にスライドさせ
ます。
3. バックプレーンに SAS/SATA/PCle SSD データ、信号、電源ケーブルを接続します。
4. SAS 拡張ドーターカードトレイを取り付けます。
5. ケーブルを以下のように、シャーシ壁面に沿って配線します。
a. シャーシ壁面の左側をシャーシ側面にコントロールパネル /USB ケーブル、PERC カードケーブル、
よび PCIeSSD ケーブルを配線します。
b. シャーシ壁面の右側に PERC カードケーブルを最初に配線し、次に PCIeSSD ケーブルを配線します。
6. ハードドライブを元の場所に取り付けます。
7. システムカバーを閉じます。
8. システムおよびシステムに接続されているすべての周辺機器をコンセントに接続し、電源を入れます。
9. 前面ベゼルを取り外した場合は、取り付けます。
SAS 拡張ドーターカード
システムストレージには、SAS 拡張ドーターカードを使用して、次の作業を促進します。
6 Gb/s から 12 Gb/s への SAS テクノロジーの移行
ハードディスクドライブの空き容量の最大化
構成とシステムのケーブル配線問題および情報伝達問題に柔軟性を提供
ドータカードは、以下をサポートする LSI 拡張チップを使用します。
最大 12 gb/s SAS
最大 6 Gb/s SAS および SATA
シリアル SCSI プロトコル(SSP
スパニングツリープロトコル(STP
シンプルな管理プロトコル(SMP)と RAID コントローラとの通信。
メモ: 拡張ドーターカードのスレッドは最大 2 枚のドーターカードをサポートします(構成に応じて)
SAS 拡張ドーターカードの取り外し
1. システムと周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外し、周辺機器をシステムから外します。
2. システムカバーを開きます。
3. システム上の SAS 拡張ドーターカードの位置を確認します。
4. SAS 拡張ドーターカードとハードドライブバックプレーンに接続されている SAS ケーブルを外します。
5. タブが 90 度の位置にくるように、ライザーリリースタブを押し上げるか、または持ち上げます。
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