Users Guide

PERC H200 および 6Gbps SAS HBA BIOS 53
RAID 1
仮想ディスクを作成する際には、いくつかの制約があります。
ディスクはすべてデル準拠の
SAS
SATA
、または
SSD
物理ディスクで
ある必要があります。
•SAS
SATA
、または
SSD
物理ディスクを同一の仮想ディスク内で使用
することはできません。
•RAID 1
仮想ディスク内に
2
台の物理ディスクが必要です。
5
仮想ディスクが完全に設定されたら、
<C>
を押し、
Save changes
(変更
を保存する)を選択します。
メモRAID 1 仮想ディスク用のホットスペアを作成するオプションがありま
す。仮想ディスクが作成されると、
Manage Hot Spares(ホットスペアの管
理)画面でホットスペアを割り当てるオプションを用できます。新しい仮
想ディスクの成にしているドライブのみ選択できます。設定能な
ホットスペアは
2 までです。
メモ:RAID 1 を作成することで、1 の物理ディスクに障害が発生した場合
にデータを保護できます。
1 のディスクに障害が発生した場合、物理ディ
スクを交換でき、データは新しい物理ディスクに再度ミラーリングされ、
データ維持されます。
6
仮想ディスクが作成されると、その仮想ディスクにはバックグラウンド初期
化が自動的にスケジュールされます。
メモ:
PERC H200
カードでは、常時ひとつのバックグラウンドタスクのみしか実
行できません。新規仮想ディスクが作成された時に、他の仮想ディスクにおいて再
同期化またはバックグラウンド初期化がすでに実行されている場合には、新規仮想
ディスクのバックグラウンド初期化がスケジュールされ、
BGI Pending
(バックグラ
ウンド初期化保留中)のステータスが付けられます。保留されているバックグラ
ウンド初期化は、実行中のバックグラウンド初期化処理が完了すると開始されます。
メモ:バックグラウンド期化は、RAID 10 仮想ディスク設定、自動的に開始
れます。バックグラウンド期化理は、一度開始されると停止できません。
RAID 10 仮想ディスクの作成
RAID 10 仮想ディスクでは、ミラーリングされているディスク間でのデータの
ストライピングが可能です。
RAID 10 ボリュームは高いデータスループットと
完全なデータ冗長を提供します。次の手順で、現在仮想ディスクが設定されて
いない
PERC H200 カード上に RAID 10 仮想ディスクを作成します。
1
設定ユーティリティ
Adapter List
(アダプタの一覧)からコントローラ
を選択します。
2
RAID Properties
RAID
のプロパティ)オプションを選択します。
3
RAID 0
仮想ディスク、
RAID 1
仮想ディスク、または
RAID 10
仮想ディス
クのいずれかを作成するように指示されたら、
Create RAID 10 Volume
RAID 10
ボリュームを作成する)を選択します。次の画面に、仮想ディス
クに追加できるディスクのリストが表示されます。