Users Guide
54 PERC H200 および 6Gbps SAS HBA BIOS
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カーソルを
RAID Disk
(
RAID
ディスク)行に移動します。仮想ディスク
にディスクを追加するには、
<+>
、
<->
、またはスペースバーを押して、
No
(いいえ)を
Yes
(はい)に変更します。ディスクが追加されると、
Virtual Disk Size
(仮想ディスクのサイズ)フィールドの表示が変わっ
て、新しい仮想ディスクのサイズが反映されます。
注意:全ディスクのデータは失われます。これらの手順を実行する前に、すべての
データのバックアップを取ることをお勧めします。
RAID 10
仮想ディスクを作成する際には、いくつかの制約があります。
•
どのディスクもデル準拠の
SAS
、
SATA HDD
または
SSD
である必要が
あります。
•SAS
物理ディスクと
SATA
物理ディスクを同一の仮想ディスク内で使
用することはできません。
•HDD
および
SSD
は同一の仮想ディスクで使用できません。
• RAID 10
仮想ディスクには、
4
台以上、
10
台以下の物理ディスクが必
要です。
RAID 10
ボリュームには偶数台の物理ディスクを選択する必
要があります。
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仮想ディスクが完全に設定されたら、
<C>
を押し、
Save changes
(変更
を保存する)を選択します。
メモ:RAID 10 仮想ディスク用のホットスペアを作成するオプションがあり
ます。仮想ディスクが作成されると、
Manage Hot Spares(ホットスペア
の管理)画面でホットスペアを割り当てるオプションを利用できます。新し
い仮想ディスクの構成に対応しているドライブのみ選択できます。グローバ
ルでは最高
2 台のホットスペアがサポートされます。ホットスペアは、同じ
タイプで、少なくとも同じ容量である場合にのみ冗長ボリュームに適用され
ます。
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仮想ディスクが作成されると、仮想ディスクにバックグラウンド初期化が自
動的にスケジュールされます。
メモ:RAID 10 では、ミラーペアの両方が故障しない限り、複数の物理ディ
スクの故障に対する保護が提供されます。
1 台のディスクに障害が発生した
場合、物理ディスクを交換でき、データは新しい物理ディスクに再度ミラー
リングされ、データ保全性が維持されます。
メモ:PERC H200 カードでは、常時ひとつのバックグラウンドタスクのみが実行
可能です。新規仮想ディスクが作成された時に他の仮想ディスクにおいて再同期化
またはバックグラウンド初期化がすでに実行されている場合には、新規仮想ディス
クのバックグラウンド初期化がスケジュールされ、
BGI Pending(バックグラウン
ド初期化保留中)のステータスが付けられます。保留されているバックグラウンド
初期化は、実行中のバックグラウンド初期化処理が完了すると開始されます。
メモ:バックグラウンド初期化は、RAID 1 仮想ディスクの設定後、自動的に開始
されます。一度開始されると、バックグラウンド初期化処理は停止できません。