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56 PERC H200 および 6Gbps SAS HBA BIOS
メモ:設定みホットスペアドライブのある仮想ディスクが、定義済みホットスペ
アがすでに設定されているネイティブ仮想ディスクを
PERC H200 カードに移
行され、ホットスペアの数がサポートされている最数(
2)を超えた場合、移
行されたホットスペアドライブは削除されます。起動すると、れらのドライブ
本ドライブとして表示されます。
<Ctrl><C> または RAID 管理アプリ
ケーションを使用して、希望する仮想ディスクとホットスペアドライブの成を作
成することができます。
仮想ディスクの移行とアクティブ化
仮想ディスクおよびホットスペアは、他の PERC H200 および SAS 6 シリーズ
コントローラからの移行が可能です。仮想ディスクは、
SAS 5 シリーズコント
ローラ、または
PERC 5PERC 6PERC H700 および PERC H800 カードを
含むその他コントローラからは移行できません。最適状態の仮想ディスクの移
行のみがサポートされます。移行プロセス中は、ドライブの取り外しと取り付
けの前にすべてのシステムの電源を切る必要があります。別のコントローラに
移行したボリュームは非アクティブになるため、アクティブにする必要があり
ます。仮想ディスクをアクティブにするには、
55 ページの「仮想ディスクのア
クティブ化」を参照してください。
仮想ディスクの削除
注意:仮想ディスクを削除する前に、仮想ディスク上の必要な全データのバック
アップを必ず取っておいてください。
選択した仮想ディスクを削除するには、次の手順を実行します。
1
Delete Virtual Disk
(仮想ディスクの削除)を選択します。
2
仮想ディスクを削除するには
Y
を、削除を中止するには
N
を押します。
注意:仮想ディスクの物理ディスクを取り外し、その後 PERC H200 カードから仮
想ディスクの設定が削除されると、その物理ディスクを同じ
PERC H200 カードに戻
した場合、それらの物理ディスクは
RAID の関連付けを持たない、単なるディスク
としてのみ表示されます。
BIOS 設定ユーティリティを使用して仮想ディスクを
PERC H200
カードから削除すると(物理ディスクのメンバーが存在するかどうかに
関係なく)、その仮想ディスクを復元することはできません。
ホットスペアのフェイルオーバー
RAID 1 または RAID 10 仮想ディスクが劣化状態になると、劣化した仮想ディ
スクの再構築を互換性のあるホットスペアが自動的に開始します。劣化した仮
想ディスクの「欠落」または「故障」しているメンバーは、「欠落」したグロー
バルホットスペアとして表示されます。「欠落」または「故障」しているドライ
ブは、既存の仮想ディスクと互換性のあるドライブと交換する必要があります。
メモ:のあるドライブとは、交換するドライブと同じドライブタイプ
SASSATA、または SSD)で、容量が同じまたはきいドライブです。