Users Guide

108 RAID の設定と管理
グローバルホットスペアの作成
グローバルホットスペアに故障した物理ディスクの制容量と同またはそれ
以上の容量があれば、どの冗長アレイに発生した故障物理ディスクに対しても、
グローバルホットスペアを換用ディスクとして使用できます。
グローバルホットスペアを作成するには、以下の手順を実行します。
1
<Ctrl><N>
を押して
PD Mgmt
(物理ディスクの管理)画面を表
示します。
物理ディスクの一覧が表示されます。
State
(状態)の見出しの下
に各ディスクのステータスが表示されます。
2
下矢印キーを押して、グローバルホットスペアに変更する物理ディ
スクをハイライト表示します。
3
<F2>
を押して、使用可能な操作のメニューを表示します。
4
下矢印キーを押して
Make Global HS
(グローバルホットスペア
の作成)をハイライト表示し、
<Enter>
を押します。
物理ディスクがグローバルホットスペアに変更されます。
State
(状態)の見出しの下に、この物理ディスクのステータスがグローバ
ルホットスペアとして表示されます。
メモ: 障害が発生した物理ディスクを交換するには、グローバルホットスペ
アは、ドライブテクノロジが同じで、容量が同等または上回っている必要が
あります。
5
必要に応じて追加の物理ディスクを選択し、前述の手順に従ってグ
ローバルホットスペアに変更します。
グローバルまたは専用ホットスペアの削除
PD Mgmt(物理ディスクの管理)画面で、グローバルまたは専用ホットスペ
アを一度に
1 台削除できます。グローバルホットスペアまたは専用ホットスペ
アを削除するには、以下の手順を実行します。
1
<Ctrl><N>
を押して
PD Mgmt
(物理ディスクの管理)画面を表
示します。
物理ディスクの一覧が表示されます。
State
(状態)の見出しの下
に各ディスクのステータスが表示されます。
2
下矢印キーを押して、ホットスペアである物理ディスクをハイライ
ト表示します。
3
<F2>
を押して、使用可能な操作のメニューを表示します。