Users Guide
118 CacheCade
CacheCade 仮想ディスクの削除
CacheCade 仮想ディスクを削除するには、BIOS 設定ユーティリティで次の手
順を実行します。
1
<Ctrl><N>
を押して、
Virtual Disk
Management
(仮想ディ
スクの管理)画面にアクセスします。
2
矢印キーを使用して、
CacheCade Disk Group
(
CacheCade
ディスクグループ)または
Virtual Disks
(仮想ディスク)のいず
れかの見出しまでカーソルを移動させます。
3
<F2>
を押します。
Action
(アクション)メニューが表示されます。
4
Delete VD
(仮想ディスクの削除)を選択し、
<Enter>
を押し
ます。
メモ: 仮想ディスクを削除した場合の影響を示す警告メッセージが表示されます。
OK をクリックして仮想ディスクの削除を完了します。
メモ: オペレーティングシステムの管理アプリケーションでは、I/O を中断するこ
となく、
CacheCade 仮想ディスクの削除または取り外しを実行することができま
す。コントローラは
2 次キャッシュを介したキャッシュを停止しますが、実行中の
I/O
はすべて完了されます。
CacheCade 仮想ディスクの再設定
オペレーティングシステムの管理アプリケーションでは、既存の I/O を停止す
ることなく
CacheCade 仮想ディスクのサイズの変更が実行されます。新規
CacheCade
仮想ディスクの作成または、既存の CacheCade 仮想ディスクへ
の
1 つまたは複数の SSD の追加を行うと、合計キャッシュサイズが増加しま
す。新しいリソースは、追加後すぐに使用されます。
CacheCade 仮想ディスクを再設定するには、次の 2 通りの方法があります。
•
Cachecade
仮想ディスクの自動再設定
•
Cachecade
仮想ディスクの手動再設定
Cachecade 仮想ディスクの自動再設定
複数の SSD で構成される CacheCade 仮想ディスクは、メンバー SSD の取り
外しや障害発生時に自動で再設定されます。仮想ディスクは最適状態を維持し、
残りの
SSD の数に合わせてサイズが調整されます。自動再構築がコントローラ
で有効になっている場合、以前に取り外した
SSD がシステムに再挿入される
か、互換性のある新しい
SSD と交換されると、CacheCade は自動で再構成を
行い、追加した
SSD を反映するためにサイズを調整します。現在 CacheCade
仮想ディスクにある SSD の合計数と同じ数の SSD を CacheCade 仮想ディス
クから取り外すことはできません。