Users Guide

94 RAID の設定と管理
c
異種構成をコントローラ上の既存の構成と結合する場合は
Import
(インポート)を選択し、再度挿入したディスクから異
種構成を削除する場合は
Clear
(クリア)を選択します。
Import
(インポート)を選択すると、仮想ディスクがオフライ
ンになる前に取り外されたすべてのドライブがインポートされた
あと、自動的に再構築されます。
メモ: 仮想ディスクのデータ全性を確保にするために、再構の完
合性ェックを開始してください。データ合性の
ェックの詳細については、
90 ページの「データ合性のェック」
を参照してください。
3 非冗長仮想ディスク内の物理ディスクを取り外すと、コントロー
ラはドライブに異種構成があると見なします。以下の手順を実行
します。
a Foreign Configuration View
(異種構成表示)を選択し
て、異種構成情報の全体を表示します
b
<F2>
を押して、オプションの
Import
(インポート)および
Clear
(クリア)を表示します。
c
異種構成を仮想ディスクにインポートする場合は
Import
(インポート)を選択し、再度挿入したディスクから異種構成を
削除する場合は
Clear
(クリア)を選択します。
インポート操作後は、ディスクの再構築に使用する冗長データが
ないため、再構築は行われません。
保持キャッシュの管理
物理ディスクが検出されないために仮想ディスクがオフライン状態になるか、
削除されると、仮想ディスクのダーティキャッシュが保存されます。この保持
されたダーティーキャッシュ(固定キャッシュと呼ばれます)は、仮想ディス
クをインポートするかキャッシュを破棄するまで保持されます。
メモ: 定キャッシュが在する場合は、新しい仮想ディスクの作成など、一部
の操作が実行できなくなります。オペレーティングシステムを起動する前に
BIOS
設定ユーティリティを起動して、この状解決する必要があります。BIOS 設定
ユーティリティを起動して、定キャッシュを破棄する、または定キャッシュ
に仮想ディスクをインポートする必要があることをらせるメッセージが表示
されます。
注意: 異種構成がある場合は、保持キャッシュを破棄する前に異種構成をイン
ポートすることを強くお勧めします。そうしない場合、異種構成に属するデータが
失われる可能性があります。