Dell™ PowerEdge™ SC 420システム インストール & トラブルシューティングガイド はじめに インジケータ、メッセージ、およびコード ソフトウェアの問題解決 システム診断プログラムの実行 システムのトラブルシューティング システム部品の取り付け ドライブの取り付け 困ったときは ジャンパおよびコネクタ I/O コネクタ メモ、注意、警告 メ モ: メモは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注 意 : 注意は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警 告 : 警 告は、 物 的 損 害 、け が、ま た は死 亡の原 因と な る可 能 性があることを示し ま す。 略語について 略語の一覧は、『ユーザーズガイド』 の「用語集」を参照してください。 こ こ に記 載さ れ て い る内 容 は 予 告な く変更 さ れ る こ と が あ り ま す。 ©2004 す べ て の著 作権 は Dell Inc.に あ り ま す。 Dell Inc.
メモ、注意および警告 ジャンパおよびコネクタ Dell™ PowerEdge™ SC 420システム インストール & トラブルシューティングガイド ジャンパ ― 概要 システム基板のジャンパ システム基板のコネクタ パスワードを忘れたとき この付録では、システムジャンパについて説明します。また、ジャンパとスイッチについての基本的な情報を提供するとともに、システム内のさまざまな基板上のコネクタについても説明します。 ジャンパ ― 概要 ジャンパを使うと、プリント回路基板の回路構成を簡単に変更できます。システムの構成を変更する場合、回路基板またはドライブのジャンパ設定の変更が必要になることがあります。 ジャンパ ジャンパは回路基板上の小さなブロックで、2 本以上のピンが出ています。ピンにはワイヤを格納したプラスチック製のプラグが被せてあります。ワイヤはピン同士を接続して、回路を形成します。ジャン パの設定を変更するには、ピンからプラグを抜いて、指定のピンに注意深く差し込みます。図 A-1 に、ジャンパの例を示します。 図A-1 ジャンパの例 警 告 : 必ず シ ス テ ム の電 源を切っ て か ら
表A-1 シ ス テ ム基 板のジャンパ設 定 ジャンパ 設定 PASS 説明 (デフォルト) パスワード機能を有効にします。 パスワード機能を無効にします。 CLR CMOS (デフォルト) NVRAM の設定がシステム起動時に保持されます。 NVRAM の設定は、次回のシステム起動時にクリアされます。 ジャンパあり ジャンパなし システム基板のコネクタ システム基板のコネクタの位置と説明については、図 A-3 および表 A-2 を参照してください。図 A-3には、拡張スロットとバス動作速度も示してあります。 図A-3 シ ス テ ム基 板のコネクタ
表A-2 シ ス テ ム基 板のコネクタ コネクタ 説明 BATTERY システムバッテリ CLR CMOS CMOS クリア CPU FAN プロセッサファンの電源 DIMM_x メモリモジュール(4) FLOPPY ディスケットドライブ FRONT PANEL 正面パネルのスイッチとインジケータ PASS パスワード POWER システム基板の電源 SATA0 SATA ハードドライブ 0 SATA1 SATA ハードドライブ 1 SCSI LED SCSI コントローラカード用 SCSI ハードドライブ動作インジケータのコネクタ I/O 拡張カード 拡張カードスロット: l l l l l PCI Express [x8] 1: 32 ビット/33 MHz PCI 2: 32 ビット/33 MHz PCI 3: 32 ビット/33 MHz PCI PCI Express [x1] プライマリ IDE PRI IDE パスワードを忘れたとき システムのソフトウェアセキュリティ機能には、システムパスワードと Admin パスワードがあります。これらの
メモ、注意および警告 I/O コネクタ Dell™ PowerEdge™ SC 420システム インストール & トラブルシューティングガイド シリアルコネクタ パラレルコネクタ PS/2 互換キーボードおよびマウスコネクタ ビデオコネクタ USB コネクタ 内蔵 NIC コネクタ ネットワークケーブルの要件 I/O コネクタとは、キーボード、マウス、プリンタ、モニタなどの外付けデバイスとの通信にシステムが使用するゲートウェイです。この付録では、お使いのシステムに搭載されている各種コネクタについ て説明します。システムに接続しているハードウェアを再設定する場合、コネクタのピン番号や信号に関する情報が必要になることがあります。図 B-1 に、システムの各コネクタを示します。 図B-1 I/O コネクタ シリアルコネクタ シリアルコネクタは、シリアルデータ転送を必要とする外付けのモデム、プリンタ、マウスなどのデバイスをサポートします。シリアルコネクタには、9 ピン D サブミニコネクタが使用されています。 シリアルコネクタの自動設定 内蔵シリアルコネクタに割り当てられているデフォルト指定は COM1 です
表B-1 シリアルコネクタのピンの割り 当て ピン 信号 I/O 定義 1 DCD I データキャリア検出 2 SIN I シリアル入力 3 SOUT O シリアル出力 4 DTR O データ端末レディ 5 GND 利用不可 信号アース 6 DSR I データセットレディ 7 RTS O 送信要求 8 CTS I 送信可 9 RI I リングインジケータ シェル 利用不可 利用不可 シャーシアース パラレルコネクタ 内蔵パラレルコネクタは、システムの背面パネルにある 25 ピンの D サブミニコネクタで、主としてパラレルフォーマットのデータが必要なプリンタを接続します。このシステムのパラレルコネクタに割り 当てられているデフォルト指定は LPT1です。パラレルコネクタが LPT1(IRQ7、I/O アドレス 378h)に設定されている拡張カードを追加する場合、セットアップユーティリティを使って、内蔵パラレルコ ネクタを再マップする必要があります。『ユーザーズガイド』の「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください
PS/2 互換キーボードおよびマウスコネクタ PS/2 互換キーボードおよびマウスケーブルは、6 ピンミニ DIN コネクタに接続します。図 B-4 には、これらのコネクタのピン番号を示します。また、表 B-3 には、これらのコネクタのピン割り当て定義 を示します。 図B-4 PS/2 互 換キーボードおよびマウスコネクタのピン番号 表B-3 キーボードおよびマウスコネクタのピンの割り 当て ピン 信号 定義 I/O 1 KBDATA または MFDATA I/O キーボードデータまたはマウスデータ 2 NC 利用不可 接続なし 3 GND 利用不可 信号アース 4 FVcc 利用不可 ヒューズ付き供給電圧 5 KBCLK または MFCLK I/O キーボードクロックまたはマウスクロック 6 NC 利用不可 接続なし シェル 利用不可 利用不可 シャーシアース ビデオコネクタ 15 ピン高集積 D サブミニコネクタを使って、VGA 互換モニタをシステム内蔵のビデオコントローラに接続することができます。図 B-5 にはビデオコネクタのピン番号
USB コネクタ システムの USB コネクタには、キーボード、マウス、プリンタなどの USB 対応周辺機器や、ディスケットドライブ、CDドライブなどの USB 対応デバイスを接続することができます。図 B-6 には USB コネクタのピン番号を示し、表 B-5 にはコネクタのピン割り当て定義を示します。 注 意 : チャネル 1 つ当たりの消費電力が最大電流 500 mA、または +5 V を超える USB デバイスおよび USB デバイスの組み合わせは接続しないでください。この限界値を超えるデバイ スを接続すると、USB コネクタがシャットダウンする原因となります。USB デバイスの最大電流値については、デバイスに付属のマニュアルを参照してください。 図B-6 USB コネクタのピン番号 表B-5 USB コネクタのピンの割り 当て ピ ン 信号 I/O 定義 1 Vcc 利用不可 供給電圧 2 DATA I データ入力 3 +DATA O データ出力 4 GND 利用不可 信号アース 内蔵 NIC コネクタ システム内蔵の NIC は独立したネットワーク拡張カー
l ケーブルは(ワークステーションからハブまで) 100 m を超えないようにします。 ネットワーク操作の詳細なガイドラインについては、IEEE 802.
メモ、注意および警告 はじめに Dell™ PowerEdge™ SC 420システム インストール & トラブルシューティングガイド その他のマニュアル お使いのシステムにはシステム診断プログラムが付属しています。システムが起動可能な場合は、この診断プログラムを使って、ハードウェアの問題を検査することができます。 システムのアップグレードのためには、以下のオプションが用意されています。 l プロセッサ l メモリ l PCI または PCI-Express 拡張カード l SATA ハードドライブ l SCSI ハードドライブ l SCSI コントローラ l オプティカルドライブ l バックアップ用テープドライブ その他のマニュアル 『製品情報ガイド』では、安全および認可機関に関する情報を説明しています。保証に関する情報については、『サービス&サポートのご案内』を参照してください。 l Getting Started Guide(はじめにお読みください)には、最初にシステムをセットアップする場合の概要が説明されています。 l 『ユーザーズガイド』では、システムの機能
メモ、注意および警告 インジケータ、メッセージ、およびコード Dell™ PowerEdge™ SC 420システム インストール & トラブルシューティングガイド 正面パネルのインジケータおよび機能 背面パネルのインジケータおよび機能 システムメッセージ システムビープコード 警告メッセージ 診断メッセージ お使いのシステム、アプリケーション、およびオペレーティングシステムには、問題を識別して警告を通知する機能があります。システムが正常に機能していない場合、以下のいずれかの方法で通知され ます。 l システムインジケータ l システムメッセージ l ビープコード l 警告メッセージ l 診断プログラムのメッセージ l アラートメッセージ この章では、上記の各タイプのメッセージについて説明するとともに、これらのメッセージが示す問題に対する考えられる原因と解決のための処置について説明します。この章ではシステムのインジケー タおよび機能について、図を使って説明します。 正面パネルのインジケータおよび機能 図 2-1 に正面パネルに装備されたインジケータを示します。これらのインジケータは
表 2-2を参照してください。 ディスケットドライ ブ ハードドライブ 黄色の点灯 電源装置は正常と考えられます。診断インジケータをチェックし、特定の問題が発生していないか確認します。表 2-2を参照してください。 緑色の点灯 システムの電源が入っています。 緑色の点滅 システムが低電力状態になっています。診断インジケータをチェックし、特定の問題が発生していないか確認します。表 2-2を参照してください。 緑色の点滅 ディスケットドライブの動作を示します。 緑色の点滅 ハードドライブの動作を示します。 正面パネルには 2 つの USB 2.
問題が解決しない場合は、「ソフトウェアの問題解決」の「IRQ 割り当てコンフリクト」を参照してください。 問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 その他の不良が発生しました。 ディスケットドライブ、ハードドライブ、CD ドライブ、DVD ドライブの各ケーブルがシステム基板に正しく接続されているかどう か確認します。 問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 POST 後、システムが正常に動作してい ます。 必要ありません。 背面パネルのインジケータおよび機能 図 2-2に背面パネルのインジケータと機能を示します。図 2-3には内蔵ネットワークアダプタのインジケータを示します。表 2-2では、各背面パネルインジケータコードの状態について説明します。 図2-2 背 面パネルのインジケータおよび機 能 図2-3 NIC インジケータ 表2-3 NIC インジケータ インジケータ の種 類 動作 インジケータ コード 消灯 点滅 リンク 消灯 黄色 説明 動作インジケータとリンクインジケータが両方とも消灯している場合、NIC はネットワークに接続していな
オレンジ 100 Mbps で接続 緑色 10 Mbps で接続 システムメッセージ システムに問題がある可能性が検出されると、システムメッセージが画面に表示されます。表 2-4に、システムメッセージとその考えられる原因および対応処置の一覧を示します。 メ モ: 表 2-4 にはないシステムメッセージを受け取った場合、メッセージが表示されたときに実行していたアプリケーションのマニュアルまたはオペレーティングシステムのマニュアルで、表示 されたメッセージの説明と推奨されている対応処置について調べてください。 表2-4 シ ス テ ム メ ッ セ ー ジ メッセージ 原因 対 応 処置 これらの記号をファイル名に使用しないでください。 A filename cannot contain any of the following characters: \ / : * ? " < > | 実行しようとしているプログラムに必要なファイ ルがありません。 プログラムを削除してから、再インストールします。 インストール手順については、プログラムに付属のマニ ュアルを参照してください。 A requir
デバイス番号がシステム基板上の内蔵デバイスを示す 場合は、そのデバイスを無効にします。『ユーザーズガイ ド』の「セットアップユーティリティの使い方」を参照してく ださい。 bb/dd/f:Error allocating I/O BAR for PCI Device bb/dd/f:Error allocating Mem BAR for PCI Device bb/dd/f:Error allocating PMem BAR for PCI Device bb/dd/f:Error allocating UMB for PCI Device where bb is the bus number, dd is the device number, and f is the function number.
Keyboard failure メモリモジュールが不良か、正しく取り付けられ ていない可能性があります。 メモリモジュールを取り付け直し、必要に応じて、メモリ モジュールを交換します。「システムのトラブルシューティ ング」の「システムメモリのトラブルシューティング」を参照 してください。 実行しようとしているソフトウェアが、オペレーテ ィングシステム、別のアプリケーションプログラ ム、またはユーティリティとコンフリクトしていま す。 システムの電源を切り、30 秒待ってから、システムを再 起動して、再度そのソフトウェアを実行してみます。 メモリモジュールが不良か、正しく取り付けられ ていない可能性があります。 メモリモジュールを取り付け直し、必要に応じて、メモリ モジュールを交換します。「システムのトラブルシューティ ング」の「システムメモリのトラブルシューティング」を参照 してください。 システム設定情報に記録されているメモリ容量 が、システムに取り付けられているメモリと一致 しません。 システムを再起動します。再度エラーメッセージが表示 される場合、「システムのトラブルシューティング」の「
オペレーティングシステムがディスケットドライブ 「システムのトラブルシューティング」の「ディスケットドラ またはハードドライブからデータを読み取れませ イブのトラブルシューティング」または「SATA ハードドラ ん。ディスク上の特定のセクタが見つからなかっ イブのトラブルシューティング」と、「SCSI ハードドライブ たか、要求されたセクタが不良です。 のトラブルシューティング」を参照してください。 Requested sector not found ディスクリセットの処理が失敗しました。 Reset failed 「システムのトラブルシューティング」の「ディスケットドラ イブのトラブルシューティング」または「SATA ハードドラ イブのトラブルシューティング」と、「SCSI ハードドライブ のトラブルシューティング」を参照してください。 ディスケットドライブまたはハードドライブの不良 です。 「システムのトラブルシューティング」の「ディスケットドラ イブのトラブルシューティング」または「SATA ハードドラ イブのトラブルシューティング」と、「SCSI ハードドライブ のトラブルシューティング」
1-2-3 DMA ページレジスタの読み取り/書き込みエラー 1-3-1 メインメモリリフレッシュ検証エラー 1-3-2 メモリが取り付けられていない 1-3-3 メインメモリの最初の 64 KB でのチップまたはデー タラインのエラー 1-3-4 メインメモリの最初の 64 KB での奇数/偶数論理エ ラー 1-4-1 メインメモリの最初の 64 KB でのアドレスラインエラ ー 1-4-2 メインメモリの最初の 64 KB でのパリティエラー 1-4-3 安全タイマテストエラー 1-4-4 ソフトウェア NMI ポートテストエラー 2-1-1 ~ 2-4-4 メインメモリの最初の 64 KB でのビットエラー 3-1-1 スレーブ DMA レジスタ障害 3-1-2 マスタ DMA レジスタエラー 3-1-3 マスタ割り込みマスクレジスタエラー 3-1-4 スレーブ割り込みマスクレジスタエラー 3-2-2 割り込みベクトルロードエラー 3-2-4 キーボード-コントローラテストエラー 3-3-1 CMOS エラー 3-3-2 システム設定
メモ、注意および警告 ソフトウェアの問題解決 Dell™ PowerEdge™ SC 420システム インストール & トラブルシューティングガイド 準備作業 エラーおよびコンフリクトのトラブルシューティング ソフトウェアの問題は、以下の原因によって発生する可能性があります。 l アプリケーションのインストールミス、または設定ミス l アプリケーションのコンフリクト l 入力エラー l 割り込み要求割り当てコンフリクト 必ず、ソフトウェアの製造元が推奨する手順に従ってソフトウェアアプリケーションをインストールします。ソフトウェアをインストールした後に問題が発生する場合、ソフトウェアアプリケーションおよびお 使いのシステムのトラブルシューティングを行う必要があります。 トラブルシューティングの詳細については、ソフトウェアに付属のマニュアルを参照するか、ソフトウェアの製造元にお問い合わせください。 メ モ: システム診断プログラムのテストがすべて問題なく完了する場合、問題はハードウェアではなくソフトウェアが原因で発生していると考えられます。 準備作業 l アンチウイルスソフトウェアを使って、
IRQ6 ディスケットドライブコントローラ IRQ7 パラレル ポート IRQ8 リアルタイムクロック IRQ9 ACPI 機能(電源管理に使用) IRQ10 使用可能 IRQ11 使用可能 IRQ12 PS/2 マウスポート(セットアップユーティリティでマウスが無効になっている場合を除く) IRQ13 数値演算コプロセッサ IRQ14 IDE CDドライブコントローラ IRQ15 使用可能 アプリケーションのコンフリクト アプリケーションによっては、システムから削除された後も不要なファイルやデータが残っていることがあります。デバイスドライバもアプリケーションエラーの原因になります。アプリケーションエラーが 発生する場合のトラブルシューティングについては、アプリケーションのデバイスドライバやオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。 メモ、注意および警告
メモ、注意および警告 システム診断プログラムの実行 Dell™ PowerEdge™ SC 420システム インストール & トラブルシューティングガイド Server Administrator 診断プログラムの使い方 システム診断プログラムの機能 システム診断プログラムを使用する状況 システム診断プログラムの実行 Advanced Testing オプションの使い方 エラーメッセージ システムに問題が発生した場合、テクニカルサポートに電話される前に診断プログラムを実行してください。診断プログラムを使うと、特別な装置を使用したりデータを失ったりすることなく、システムのハ ードウェアをテストすることができます。お客様がご自分で問題を解決できない場合でも、サービスおよびサポート担当者が診断プログラムのテスト結果を使って問題解決の手助けを行うことができま す。 Server Administrator 診断プログラムの使い方 システムの問題を分析するには、オンライン Server Administrator 診断プログラムを最初に使用します。問題を識別できない場合、システム診断プログラムを使用します。 オンラ
診断ディスケットから実行 1. 『Dell OpenManage Server Assistant for PowerEdge SC Products CD』から診断ディスケットを作成します。診断ディスケット作成については、『ユーザーズガイド』の「Dell OpenManage Server Assistant for PowerEdge SC Products CD の使い方」を参照してください。 2. 1 枚目の診断ディスケットを挿入します。 3.
メモ、注意および警告 システムのトラブルシューティング Dell™ PowerEdge™ SC 420システム インストール & トラブルシューティングガイド 作業にあたっての注意 システムバッテリのトラブルシューティング 起動ルーチン 電源装置のトラブルシューティング システムカバーを開く システム冷却問題のトラブルシューティング システムカバーを閉じる システムメモリのトラブルシューティング 周辺機器のチェック ディスケットドライブのトラブルシューティング キーボードのトラブルシューティング CD ドライブのトラブルシューティング 基本的な I/O 機能のトラブルシューティング SCSI ハードドライブのトラブルシューティング NIC のトラブルシューティング SATA ハードドライブのトラブルシューティング システムの内部 RAID 構成におけるハードドライブのトラブルシューティング システムが濡れた場合のトラブルシューティング 拡張カードのトラブルシューティング システムが損傷した場合のトラブルシューティ ング プロセッサのトラブルシューティング 作業にあ
システムカバーを閉じる 1. すべてのケーブルが確実に接続され、ケーブルが邪魔にならないように束ねられているか確認します。 2. システム内部に工具や余分な部品が残っていないことを確認します。 3. システムカバーを閉じます。 a. カバーを下に向けて回転させるようにして閉じます。図 5-1を参照してください。 b. リリースラッチが確実に掛かるまでカバーを下に押し付けます。 4. 必要に応じて、パドロックを取り付けます。 5. 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電源を入れます。 シャーシイントルージョンディテクタを有効にしている場合、カバーを開けて閉じると、次のコンピュータ起動時に以下のメッセージが画面に表示されます。 ALERT!Cover was previously removed. 6.
1. システムおよびモニタへの電源接続を確認します。 2. 問題が解決しない場合は、動作確認済みのモニタと交換します。 3. 問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 キーボードのトラブルシューティング 問題 l システムメッセージがキーボードに問題があることを示している。 l キーボードが正常に機能していない。 対 応 処置 1. 適切な診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」の「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 2. キーボードの各キーを押して、キーボードおよびキーボードケーブルに損傷がないか調べます。 3.
基本的な I/O 機能のトラブルシューティング 問題 l エラーメッセージが、シリアルポートまたはパラレルポートに問題があることを示している。 l シリアルポートまたはパラレルポートに接続されたデバイスが正しく動作していない。 対 応 処置 1. セットアップユーティリティを起動し、シリアルポートおよびパラレルポートが有効になっているか確認します。『ユーザーズガイド』の「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。 2. 問題が特定のアプリケーションだけで発生する場合は、そのアプリケーションのマニュアルを参照して、そのプログラムに必要な特定のポート設定を確認します。 3.
これで問題が解決した場合は、プリンタを交換します。「困ったときは」を参照してください。 問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 USB デバイスのトラブルシューティング 問題 l システムメッセージが USB デバイスの問題を示している。 l USB ポートに接続されたデバイスが正しく動作していない。 対 応 処置 1. セットアップユーティリティを起動し、USB ポートが有効になっていることを確認します。『ユーザーズガイド』の「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。 2. すべての USB デバイスの電源を切ります。 3. USB デバイスを取り外し、誤作動しているデバイスを別の USB コネクタに接続します。 4. 再接続したデバイスの電源を入れます。 これで問題が解決した場合は、USB コネクタが不良の可能性があります。「困ったときは.」を参照してください。 5. 可能であれば、インタフェースケーブルを正常なケーブルと交換します。 これで問題が解決した場合は、インタフェースケーブルを交換します。「困ったときは.
内蔵 NIC の代わりに NIC カードを使っている場合は、NIC カードのマニュアルを参照してください。 3. 適切なドライバがインストールされ、プロトコルが組み込まれているか確認します。 NIC のマニュアルを参照してください。 4. セットアップユーティリティを起動し、NIC が有効になっていることを確認します。『ユーザーズガイド』の「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。 5. ネットワーク上の NIC、ハブ、スイッチが、すべて同じデータ転送速度に設定されているか確認します。ネットワーク装置のマニュアルを参照してください。 6. すべてのネットワークケーブルの種類が適切で、最大長を超えていないか確認します。『ユーザーズガイド』の「ネットワークケーブルの要件」を参照してください。 システムの内部 図 5-2は、システムカバーを開いた状態のシステム内部の配置図です。 図5-2 シ ス テ ム の内部 システム基板には、1 台のマイクロプロセッサ、5 枚の拡張カード(32 ビット、33 MHz PCI × 3、2.
4. システムを完全に乾燥させます(少なくとも 24 時間)。 5. SCSI ハードドライブを使用している場合は、コントローラカードを取り付けます。「システムオプションの取り付け」の「拡張カードの取り付け」を参照してください。 6. システムカバーを閉じます。「システムカバーを閉じる」を参照してください。 7. 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電源を入れます。 システムが正常に起動しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 8. システムが正常に起動する場合は、システムをシャットダウンして、取り外した拡張カードを取り付けます。「システムオプションの取り付け」の「拡張カードの取り付け」を参照してください。 9.
4. セットアップユーティリティを起動します。 セットアップユーティリティの日付と時刻が正しくない場合は、バッテリを交換します。「システムオプションの取り付け」の「システムバッテリ」を参照してください。 バッテリを交換しても問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 メ モ: 一部のソフトウェアにはシステムの時刻を進めたり遅らせたりするものがあります。セットアップユーティリティ内に保持されている時刻以外はシステムが正常に動作している場合、問題 の原因はバッテリの消耗ではなく、ソフトウェアにあると考えられます。 電源装置のトラブルシューティング 問題 l 電源インジケータが点灯していない。 対 応 処置 警 告 : 安 全 上の注 意 、コ ン ピ ュ ー タ内部の作 業 、お よ び静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『 製 品 情 報ガ イ ド』を参照してください。 1. 電源ケーブルがシステムと電源コンセントに確実に接続されているか確認します。 2. 接続されている周辺機器の電源を切って、システムを電源コンセントから外します。 3.
ファンのトラブルシューティング 問題 l ファンに関連したエラーメッセージが表示される。 対 応 処置 警 告 : 安 全 上の注 意 、コ ン ピ ュ ー タ内部の作 業 、お よ び静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『 製 品 情 報ガ イ ド』を参照してください。 1. 適切な診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」の「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 2. システムとシステムに接続されている周辺機器の電源を切って、システムを電源コンセントから外します。 3. システムカバーを開きます。「システムカバーを開く」を参照してください。 4. 電源ケーブルがファン電源コネクタにしっかり接続されているか確認します。「ジャンパおよびコネクタ」の「図 A-3」を参照してください。 メ モ: システムがファンを認識して正常に動作していることを確認するまで 30 秒待ちます。 5. 問題が解決しない場合は、新しいファンを取り付けます。「システム部品の取り付け」の「冷却ファン」を参照してください。 6.
問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 ディスケットドライブのトラブルシューティング 問題 l エラーメッセージがディスケットドライブに問題があることを示している。 対 応 処置 警 告 : 安 全 上の注 意 、コ ン ピ ュ ー タ内部の作 業 、お よ び静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『 製 品 情 報ガ イ ド』を参照してください。 1. セットアップユーティリティを起動し、ディスケットドライブが正しく設定されていることを確認します。『ユーザーズガイド』の「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。 2. 適切な診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」の「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 3. システムとシステムに接続されている周辺機器の電源を切って、システムを電源コンセントから外します。 4. システムカバーを開きます。「システムカバーを開く」を参照してください。 5.
l システムが IDE CD ドライブの CD からデータを読み込めない。 l CD ドライブインジケータが起動中に点滅しない。 対 応 処置 警 告 : 安 全 上の注 意 、コ ン ピ ュ ー タ内部の作 業 、お よ び静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『 製 品 情 報ガ イ ド』を参照してください。 1. 正常動作確認済みの CD を使って試してみます。 2. セットアップユーティリティを起動し、ドライブの IDE コントローラが有効になっていることを確認します。『ユーザーズガイド』の「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。 3. 適切な診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」の「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 4. システムとシステムに接続されている周辺機器の電源を切って、システムを電源コンセントから外します。 5. システムカバーを開きます。「システムカバーを開く」を参照してください。 6.
12. ハードドライブのフォーマットとパーティション分割を行います。オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。 13. 可能な場合、ファイルをドライブに復元します。 問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 SATA ハードドライブのトラブルシューティング 問題 l ハードドライブの不良。 l ハードドライブケーブルが損傷しているか、正しく接続されていない。 対 応 処置 警 告 : 安 全 上の注 意 、コ ン ピ ュ ー タ内部の作 業 、お よ び静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『 製 品 情 報ガ イ ド』を参照してください。 注 意 : このトラブルシューティング手順を実行すると、ハードドライブに保存されたデータが破壊されることがあります。以下の手順を実施する前に、ハードドライブ上のすべてのファイルをバック アップしてください。 メ モ: ハードドライブが RAID 構成で使用されている場合、「RAID 構成におけるハードドライブのトラブルシューティング」を参照してください。 1.
Red Hat® Linux を実行しているシステムの場合は、Drive Controllerを選択して、RAID Off が有効になっていることを確認します。 2. 3. システムを再起動し、アレイ設定ユーティリティを起動します。RAID コントローラのマニュアルを参照してください。 必要なデバイスドライバがインストールされ、正しく設定されていることを確認します。『Dell OpenManage Server Assistant for PowerEdge SC Products CD』と RAID コントローラ のマニュアルを参照してください。 4. システムとシステムに接続されている周辺機器の電源を切って、システムを電源コンセントから外します。 5. システムカバーを開きます。「システムカバーを開く」を参照してください。 6. ハードドライブインタフェースケーブルが、ドライブとコントローラカードに正しく接続されていることを確認します。コントローラカードに付属のマニュアルを参照してください。 7.
13. 手順9 で取り外した各拡張カードについて、次の手順を実行します。 a. システムとシステムに接続されている周辺機器の電源を切って、システムを電源コンセントから外します。 b. システムカバーを開きます。「システムカバーを開く」を参照してください。 c. 拡張カードの 1 つを取り付けなおします。 d. システムカバーを閉じます。「システムカバーを閉じる」を参照してください。 e. 適切な診断テストを実行します。 テストが失敗した場合は、「困ったときは」を参照してください。 プロセッサのトラブルシューティング 問題 l エラーメッセージが、プロセッサに問題があることを示している。 l ヒートシンクがプロセッサに取り付けられていない。 対 応 処置 警 告 : 安 全 上の注 意 、コ ン ピ ュ ー タ内部の作 業 、お よ び静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『 製 品 情 報ガ イ ド』を参照してください。 1.
メモ、注意および警告 システム部品の取り付け Dell™ PowerEdge™ SC 420システム インストール & トラブルシューティングガイド 拡張カード 電源装置 冷却ファン システムメモリ プロセッサ システムバッテリ この章では、以下のシステム部品を取り付ける方法について説明します。 l 拡張カード l 電源装置 l 冷却ファン l システムメモリ l プロセッサ l システムバッテリ 拡張カード このシステムにはハーフレングスの PCI 拡張カードを 5 枚まで取り付けることができます(32 ビット、33 MHz PCI × 3、2.5 GHz PCI Express [x1] × 1、2.5 GHz PCI Express [x8] × 1)。拡張カードスロットの位置は、図 A-3 を参照してください。 メ モ: PCI スロットは 3.
ける働きもあります。 5. カードを取り付ける準備をします。 カードの設定、内部の接続、またはシステムに合わせたカスタマイズなどの情報については、カードに付属のマニュアルを参照してください。 メ モ: ネットワークカード(NIC)の中には、ネットワークに接続されると自動的にシステムを起動するものがあります。 6. カードエッジコネクタをシステム基板の拡張カードコネクタに差し込んで、しっかりと押し付けます。カードがスロットにしっかりと装着されていることを確認します。 7. 以下のことを確認して、保持アームを下げます。 8. a. すべてのカードとフィラーブラケットの上端が位置合わせバーとぴったりそろっていること。 b. カードまたはフィラーブラケット上端の切り込みが、位置合わせガイドとかみ合っていること。 保持アームを所定の位置に押し、カードをシステムに固定します。 注 意 : カードケーブルは、カードの上や後ろを通して配線しないでください。ケーブルをカードの上に配線すると、システムカバーが正しく閉まらなくなったり、装置に損傷を与える恐れがありま す。 9.
l SCSI または SATA ドライブへの P3 および P5 コネクタ l ディスケットドライブへの P7 コネクタ(該当する場合) l オプティカルドライブへの P8 コネクタ(該当する場合) 4. 1 番のプラスドライバを使って、電源装置を背面パネルに固定している 2 本のプラスネジを緩めます。 5. 電源装置リリースボタンを押しながら、電源装置をシステム正面に向かってスライドさせてから、持ち上げてシャーシから取り外します。図 6-1 を参照してください。 図6-2 電 源装置および冷却ファンの取り 外し 電 源装置の取り付け 1. 新しい電源装置を取り付ける準備をします。 2. 電源装置の取り付け穴と背面パネルの取り付け穴の位置を合わせます。 3. カチッと音がして所定の位置に収まるまで、電源装置を背面パネルに向かってスライドさせます。 4. 1 番のプラスドライバを使って 2 本のプラスネジを締め付け、電源装置を背面パネルに固定します。 5. 次のケーブルを取り付けなおします。 6.
2. システムカバーを開きます。「システムカバーを開く」を参照してください。 3. 冷却エアフローカバーを背面パネルの方向へ回転させます。 4. システム基板から冷却ファンの電源ケーブルを外します。図 A-3 を参照してください。 5. 1 番のプラスドライバを使って、電源装置を背面パネルに固定している 2 本のプラスネジを緩めます。 6. 電源装置のリリースボタンを押しながら、電源装置をシステムの正面へ向けて 5 cm ほどスライドさせます。 7. 冷却ファンアセンブリの 2 つのリリースレバーをシステム中央に向かって押しながら、ファンアセンブリを持ち上げてシステムから取り外します。図 6-2 を参照してください。 冷却ファンの取り付け 1. プロセッサ冷却ファンの 8 つの固定タブを背面パネルの取り付け穴に合わせます。 図 6-2 を参照してください。 2. ファンアセンブリを下ろして背面パネルの穴に入れ、ファンアセンブリを押し下げながら所定の位置にカチッとはまるまでスライドさせます。図 6-2 を参照してください。 3.
お使いのシステムは、1 GB のメモリモジュールを 4 つ使用して、最大 4 GB のメモリ容量をサポートします。現在のオペレーティングシステムでは最大 4 GB のアドレススペースが使用可能ですが、 実際にオペレーティングシステムが使用するメモリ容量は 4 GB を少し下回ります。 メ モ: システムに取り付けた PCI/PCIe 拡張カードの種類によっては、サポートされる最大メモリは 3.
するには F1 キーを、セットアップユーティリティを起動するには F2 キーを押してください) 9. を押して、セットアップユーティリティを起動し、Memory Info の値を調べます。詳細については、『ユーザーズガイド』を参照してください。 Memory Info の値は、新しく取り付けたメモリを反映して、システムによって変更されているはずです。メモリの新しい値を確認します。値が正しければ手順 13 へ進みます。 10. メモリの値が正しくない場合は、システムとシステムに接続されている周辺機器の電源を切って、システムを電源コンセントから外します。 11. システムカバーを開きます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを開く」を参照してください。 12. 取り付けられたメモリモジュールがコネクタに正しく装着されていることを確認し、 手順 6 ~ 手順 9 を繰り返します。 13. Memory Info の値が正しい場合は、 を押して、セットアップユーティリティを終了します。 14.
5. プロセッサソケットのリリースレバーを押し下げてリリースレバーラッチを外してから、リリースレバーを持ち上げて、保持ラッチを開きます。図 6-5 を参照してください。 図6-5 プロセッサの取り 外し 注 意 : プロセッサをソケットから取り外す際には、プロセッサピンに触れたり、異物が挟まったりしないように注意してください。 6. 保持ラッチをプロセッサから離すように回転させてから、プロセッサをソケットから取り外します。 ソケットに新しいマイクロプロセッサをすぐに取り付けられるように、リリースレバーと保持ラッチは開放した状態のままにしておきます。 7.
17.
9. メイン画面で System Time を選び、正しい時刻と日付を入力します。 また、セットアップ画面に表示されなくなったシステム設定情報を再入力してから、セットアップユーティリティを終了します。 10. 新しく取り付けたバッテリをテストするには、システムの電源を切り、少なくとも 1時間はシステムを電源コンセントから外しておきます。 11. 1 時間経過後、システムをコンセントに接続して、電源を入れます。 12. セットアップユーティリティを起動します。それでも時刻と日付が正しくない場合は、「困ったときは」を参照してください。 13.
メモ、注意および警告 ドライブの取り付け Dell™ PowerEdge™ SC 420システム インストール & トラブルシューティングガイド 一般的な取り付けガイドライン ドライブベイカバー ハードドライブ SCSI コントローラカードの取り付け ディスケットドライブ(オプション) 5.25 インチ オプティカルドライブおよびテープドライブ お使いのシステムのドライブベイには、SATA または SCSI のハードドライブを 2 台までと、5.
l 追加 SCSI ドライブの取り付けや SCSI の設定変更を行う場合は、適切な SCSI ID 番号の設定方法について、各 SCSI ドライブのマニュアルを参照してください。 メ モ: SCSI ID 番号は順番に割り当てる必要はありません。また、ドライブを ID 番号順にインタフェースケーブルに取り付ける必要もありません。 SCSI デバイスターミネータ SCSI ロジックでは、ターミネータ(終端)は SCSI チェーン両端の 2 つのドライブだけが有効で、その間のすべてのドライバに対して無効に設定します。内蔵 SCSI ドライブの場合、ターミネータは自動 的に設定されます。ターミネータを無効にする方法については、オプションの SCSI ドライブに付属のマニュアルを参照してください。 起 動ドライブの設定 システムが起動するドライブまたはデバイスは、セットアップユーティリティで設定した起動順序によって決まります。『ユーザーズガイド』の「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。シス テムをハードドライブまたはドライブアレイから起動するには、ドライブを適切なコントローラに接続する必要が
2. システムカバーを開きます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを開く」を参照してください。 3. 電源ケーブルおよびインタフェースケーブルをハードドライブから外します。 図 7-3および 図 7-4 を参照してください。 図7-3 SCSI ハードドライブの取り 外し と取り 付け 図7-4 SATA ハードドライブの取り 外し と取り 付け 4. ドライブの両側にあるタブを押し、ドライブを上方にスライドさせて、ドライブベイから取り出します。 5. システムカバーを閉じます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを閉じる」を参照してください。 6. 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電源を入れます。 ハードドライブの取り付け 警 告 : 安 全 上の注 意 、コ ン ピ ュ ー タ内部の作 業 、お よ び静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『 製 品 情 報ガ イ ド』を参照してください。 1. システムとシステムに接続されている周辺機器の電源を切って、システムを電源コンセントから外します。 2.
6. 新しいドライブをドライブベイへ挿入して、カチッと音がしてドライブレールのタブが掛かるまで押し込みます。 7. 電源ケーブルをドライブに接続します。「図 7-3」および「図 7-4」を参照してください。 8. 以下の要領で、インタフェースケーブルをドライブに接続します。 l SATA ハードドライブは、システム基板上の SATA0 と SATA1 のコネクタに接続します。 l SCSI ハードドライブは、SCSI コントローラカードに接続します。コントローラカードのマニュアルを参照してください。 システム基板上のドライブインタフェースコネクタの位置については、図 A-3を参照してください。 9. 10. システムカバーを閉じます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを閉じる」を参照してください。 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電源を入れます。 ドライブが RAID 構成の一部になっている場合は、次の手順に進んでください。 ドライブが RAID 構成の一部になっていない場合は、手順12 に進んでください。 11.
警 告 : 安 全 上の注 意 、コ ン ピ ュ ー タ内部の作 業 、お よ び静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『 製 品 情 報ガ イ ド』を参照してください。 1. システムとシステムに接続されている周辺機器の電源を切って、システムを電源コンセントから外します。 2. システムカバーを開きます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを開く」を参照してください。 3. 電源ケーブルおよびインタフェースケーブルをディスケットドライブから外します。 図 7-6 を参照してください。 4. ドライブの両側にあるタブを押し、ドライブを上方にスライドさせて、ドライブベイから取り出します。 5. システムカバーを閉じます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを閉じる」を参照してください。 6.
5.25 インチドライブの取り付け 警 告 : 安 全 上の注 意 、コ ン ピ ュ ー タ内部の作 業 、お よ び静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『 製 品 情 報ガ イ ド』を参照してください。 1. ドライブを箱から出して、取り付けの準備をします。 手順については、ドライブに付属のマニュアルを参照してください。また、ドライブの設定については、「SCSI ドライブ取り付けガイドライン」を参照してください。 2. 新しいドライブにドライブレールが付いていない場合は、ドライブレールを取り付けます。ドライブレールは、ドライブとドライブレールのネジ穴の位置を合わせ、4 本のネジ(各レールに 2 本ず つ)を使ってドライブに固定します。図 7-5 を参照してください。 3. システムの電源を切り、システムに接続されているすべての周辺機器の電源を切って、システムを電源コンセントから取り外します。 4. システムカバーを開きます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを開く」を参照してください。 5.
メモ、注意および警告 困ったときは Dell™ PowerEdge™ SC 420システム インストール & トラブルシューティングガイド テクニカルサポート 製品情報 お問い合わせになる前に デルの連絡先 テクニカルサポート 技術上の問題でサポートが必要なときは、以下の手順に従ってください。 1. 「システムのトラブルシューティング」の手順を完了します。 2. システム診断プログラムを実行して、表示された情報を記録します。 3. 診断チェックリストを印刷し、それに記入します。 4. デルのサポートウェブサイト(support.jp.dell.com)には、インストールとトラブルシューティングに役立つ各種のオンラインサービスが用意されています。 詳細については、「オンラインサービス」を参照してください。 5.
support@us.dell.com(米国) apsupport@dell.com(アジア/太平洋諸国) support.euro.dell.com(ヨーロッパ) ファックス情 報サービス オペレーティングシステムの再インストール情報など、技術的なサポート資料をお手持ちの FAX にお届けするサービスです。音声応答により、FAXBOX から必要な資料を注文することができます。 プッシュホン式の電話を使って、必要な資料を選択します。 ファックス情報サービスは、年中無休、毎日 24 時間いつでもご利用いただけます。資料は指定したファックス番号宛に送信されます。 24 時間納期案内電 話サービス 注文したデル製品の状況を確認するには、www.dell.
テクニカルサポート(Dell Precision™、OptiPlex™、Latitude™) テクニカルサポート(海外から)(Dell Precision、OptiPlex、Latitude) テクニカルサポート(PDA、プロジェクタ、プリンタ、ルータ) テクニカルサポート(海外から)(PDA、プロジェクタ、プリンタ、ルータ) メモ、注意および警告 フリーダイヤル:0120-198-433 81-44-556-3894 フリーダイヤル:0120-981-690 81-44-556-3468 ファックス情報サービス 044-556-3490 24 時間納期案内サービス 044-556-3801 カスタマーケア 044-556-4240 ビジネスセールス本部(従業員数400人未満の企業のお客様) 044-556-1465 法人営業本部(従業員数400人以上の企業のお客様) 044-556-3433 エンタープライズ営業本部(従業員数3500人以上の企業のお客様) 044-556-3430 パブリック営業部(官公庁/研究・教育機関/医療機関のお客様) 044-556-1469 グロ
メモ、注意および警告 Dell™ PowerEdge™ SC 420システム インストール & トラブルシューティングガイド メ モ: メモは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注 意 : 注意は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、 その危険を回避するための方法を説明しています。 警 告 : 警 告は、 物 的 損 害 、け が、ま た は死 亡の原 因と な る可 能 性があることを示し ま す。 略語の一覧は、『ユーザーズガイド』 の「用語集」を参照してください。 こ こ に記 載さ れ て い る内 容 は 予 告な く変更 さ れ る こ と が あ り ま す。 ©2004 す べ て の著 作権 は Dell Inc.に あ り ま す。 Dell Inc.