Users Guide
システムビープコード
POST 実行中に、画面に表示できないエラーが発生すると、システムが問題を識別するための連続ビープ音を鳴らすことがあります。
連続してビープ音が鳴った場合は、そのビープコードを書き留め、表 2-5を参照して、意味を確認します。ビープコードの意味を調べても問題が解決できない場合は、システム診断プログラムを使って、
原因を識別してください。それでも問題が解決できない場合は、「困ったときは」を参照してください。
表2-5 サーバーモジュールのビープコード
Requested sector not found
オペレーティングシステムがディスケットドライブ
またはハードドライブからデータを読み取れませ
ん。ディスク上の特定のセクタが見つからなかっ
たか、要求されたセクタが不良です。
「システムのトラブルシューティング」の「ディスケットドラ
イブのトラブルシューティング」または「SATA ハードドラ
イブのトラブルシューティング」と、「SCSI ハードドライブ
のトラブルシューティング」を参照してください。
Reset failed
ディスクリセットの処理が失敗しました。
「システムのトラブルシューティング」の「ディスケットドラ
イブのトラブルシューティング」または「SATA ハードドラ
イブのトラブルシューティング」と、「SCSI ハードドライブ
のトラブルシューティング」を参照してください。
Sector not found
Seek error
ディスケットドライブまたはハードドライブの不良
です。
「システムのトラブルシューティング」の「ディスケットドラ
イブのトラブルシューティング」または「SATA ハードドラ
イブのトラブルシューティング」と、「SCSI ハードドライブ
のトラブルシューティング」を参照してください。
Shutdown failure
システム基板のチップが故障している可能性が
あります。
システム診断プログラムを実行します。「システム診断
プログラムの実行」を参照してください。
The file being copied is too large for the destination drive
コピーしようとしているファイルは、ディスクに保
存するには大きすぎます。
ファイルを空のディスケットにコピーするか、容量の大き
なディスクを使用します。
Time-of-day clock stopped
バッテリが不良の可能性があります。
「システムのトラブルシューティング」の「システムバッテ
リのトラブルシューティング」を参照してください。
Time-of-day not set
セットアップユーティリティで設定した時刻また
は日付がシステムの時計と一致しません。
セットアップユーティリティを起動し、Date および
Time オプションを修正します。詳細については、『ユー
ザーズガイド』を参照してください。問題が解決しない場
合、「システムのトラブルシューティング」の「システムバ
ッテリのトラブルシューティング」を参照してください。
Timer chip counter 2 failed
システム基板のチップが故障している可能性が
あります。
システム診断プログラムを実行します。「システム診断
プログラムの実行」を参照してください。
NOTICE:The [primary/ secondary/ primary serial] IDE
[master/slave] hard drive SELF MONITORING SYSTEM has reported
that a parameter has exceeded its normal operating range.Dell
recommends that you back up your data regularly.A parameter out
of range may or may not indicate a potential hard drive
problem.
初期起動中に、ドライブがエラー発生の可能性
を検出しました。
システムが起動を完了したら、ただちにデータのバック
アップをとり、ハードドライブを交換します。「ドライブの取
り付け」の「ハードドライブ」を参照してください。
すぐに利用できる交換用のドライブがなく、そのドライブ
が唯一の起動ドライブではない場合、セットアップユーテ
ィリティを起動し、該当するドライブの設定をOffに変更し
ます。詳細については、『ユーザーズガイド』を参照してく
ださい。設定変更後、ハードドライブをシステムから取り
外します。
Write fault
オペレーティングシステムがディスケットドライブ
またはハードドライブにデータを書き込めませ
ん。
「システムのトラブルシューティング」の「ディスケットドラ
イブのトラブルシューティング」または「SATA ハードドラ
イブのトラブルシューティング」と、「SCSI ハードドライブ
のトラブルシューティング」を参照してください。
Write fault on selected drive
オペレーティングシステムがディスケットドライブ
またはハードドライブにデータを書き込めませ
ん。
「システムのトラブルシューティング」の「ディスケットドラ
イブのトラブルシューティング」または「SATA ハードドラ
イブのトラブルシューティング」と、「SCSI ハードドライブ
のトラブルシューティング」を参照してください。
x:\ is not accessible.The device is not ready
ディスケットドライブがディスケットからデータを
読み取れません。
ドライブにディスクを入れ、もう一度試してみます。
メモ: システムにキーボード、マウス、またはモニタを取り付けないで起動すると、システムはこれらの周辺機器に関連したビープ音を鳴らしません。
コード
原因
対応処置
1-1-2
CPU レジスタテストエラー
「システムのトラブルシューティング」の「プロセッサのトラブルシューティング」を参照してください。
1-1-3
CMOS の読み取り/書き込みエラー、システム基板
の不良
システム基板の不良です。「困ったときは」を参照してください。
1-1-4
BIOS チェックサム障害
1-2-1
プログラム可能インターバルタイマ障害、システム基
板の不良
1-2-2
DMA 初期化エラー
「システムのトラブルシューティング」の「システムメモリのトラブルシューティング」を参照してください。