Users Guide
同梱の SCSI ケーブルが、SCSI ホスト アダプタのコネクタに適合しない場合は、使用している SCSI ホスト アダプタに互換性がないため、ケーブル アダプタを購入する必要があります。詳細につい
ては、サービス担当者または SCSI ホスト アダプタのメーカーにご連絡ください。
1. オートローダが、SCSI バスに接続している最後のデバイスまたは唯一のデバイスである場合は、オートローダの背面パネル上にある残りの SCSI コネクタにターミネータを取り付けます。他の
SCSI デバイスがある場合は、SCSI バス上の次のデバイスにケーブルを取り付けます。SCSI バス上の最後のデバイスが、適切にターミネートされているかどうかを確認してください。
2. オートローダの背面パネルにある電源コネクタに、電源ケーブルのメス コネクタを接続します。
3. 適切に接地された一番近い電源コンセントに、電源ケーブルを差し込みます。
4. ホスト サーバーまたはワークステーションと、すべての付属デバイスをコンセントに差し込みます。
5. 前面パネルにある電源スイッチを ON の位置にします。電源を切ったすべてのデバイスの電源を入れます。LCD スクリーンをチェックして、オートローダに電力が供給されているかどうかを確認
します。電力が供給されていない場合は、電源の接続と電源をチェックします。
6. Power-on Self Test(POST)中は、4 つの LED すべてがしばらくの間点灯し、その後 Ready/Activity(使用可能/アクティブ)LED のみが点滅します。初期化処理が終了すると、LCD ス
クリーンにはホーム スクリーンが表示されます。
7. サーバーの電源を入れます。
ホストの設定と接続確認
必要に応じて、SCSI ホスト アダプタ、ソフトウェアおよび互換性のあるドライブを設置します。詳細な方法については、ホスト コンピュータと SCSI ホスト アダプタのマニュアルを参照し、 さらに、次の一
般的な手順に従ってください。
l ホスト サーバーに電源を入れ、オートローダと互換性のあるソフトウェアおよびドライブをインストールします(「デバイス ドライバのインストール」を参照)。ソフトウェアの互換性に関する情報に
ついては、 support.dell.comを参照してください。バックアップ ソフトウェア パッケージがオートローダ ロボティックスと通信するためには、通常、追加のモジュールが必要となります。
l ホスト サーバーがネットワークに接続されている場合は、電源を切る前にシステム管理者に電源を切ってよいかどうかを確認します。
l 静電気放電(ESD)防止のために適切な手順に従ってください。内部コンポーネントを扱うときは、帯電防止用リストストラップとマットを使用します。
l ホスト サーバーの拡張スロットが空いているかどうかを確認します。
l 使用中のバックアップ アプリケーションが、SCSI ホスト アダプタに対応しているかどうかを確認します。
l サーバーの構成によっては、オートローダおよびテープ ドライブの SCSI ID を変更する必要があります(「SCSI ID の変更」を参照)。
l オートローダが適切にターミネートされているかどうかを確認します。オートローダが、選択した SCSI バス上にある唯一の SCSI デバイスである場合(SCSI ホスト アダプタを除く)、オートロー
ダをターミネートさせます。同様に、オートローダが SCSI バス上の物理的に最後の SCSI デバイスである場合も、オートローダをターミネートさせてください。ターミネートさせるのは、物理的に
SCSI バスの始端と終端にあるデバイスのみです。
l 次の手順に従って、オートローダとホスト間の接続を確認します : Microsoft® Windows NT®の場合は、 [設定]→[コントロール パネル]→[ SCSI アダプタ]、Microsoft
Windows® 2000 および Windows Server 2003 の場合は、 [設定]→[コントロール パネル]→[システム]→[ ハードウェア]→[デバイス マネージャ]→[テープ ドライブ]ま
たは [メディア チェンジャ] SCSI デバイスの接続確認の詳細については、お使いのオペレーティング システムのマニュアルを参照してください。
デバイス ドライバのインストール
DellPowerVault122TSDLT320オートローダでは 2 種類のデバイス ドライバを使用します。1 つはオートローダ用、もう 1 つはオートローダ内の SDLT320テープ ドライブ用です。
Windows Server 2003 CD には、オートローダ ドライバは含まれていますが、SDLT320テープ ドライブ ドライバは含まれていません。そのため、Windows Server
TM
2003 では自動的にオ
ートローダ ドライバがインストールされますが、次の手順に従って SDLT320ドライバを手動でインストールする必要があります。
テープ ドライブのデバイス ドライバ
Microsoft Windows 2000 および Windows Server 2003:
1. ホスト サーバーに管理者権限でログオンします。
2. Dell PowerVault 122T
オートローダ ユーザーズ マニュアルとドライバの
CD をホスト サーバーの CD ドライブに挿入します。
注記: Microsoft Windows 2000 のネイティブ バックアップ アプリケーションを使用する場合は、 DellPowerVault122TSDLT320
オートローダ ユーザー
ズ マニュアルとドライバの
CD に収められているデバイス ドライバが必要です。市販のバックアップ アプリケーションは、必要なデバイス ドライバをすべてサポートし
ています。互換バックアップ アプリケーションについては、 support.dell.com を参照してください。Microsoft Windows NT は、 オートローダをネイティブ サポー
トしていません。Microsoft Windows NT 環境で Dell PowerVault 122T オートローダ SDLT320 を使用する場合は、バックアップ アプリケーションが必要で
す。