Users Guide
目次に戻る
オートローダの操作: Dell™PowerVault™122TSDLT320オートローダ ユーザー ガイド
操作パネルの概要
メニュー構造について
カートリッジの使用
テープ ドライブのクリーニング
カートリッジ インベントリの作成
操作パネルの概要
操作パネルは、4 つの LED、4 つのボタン、2 行×16文字の LCD スクリーンから構成されています。操作パネルからは、オートローダのステータスを監視し、オートローダのすべての機能を制御する
ためのすべての操作を行うことができます。
デフォルトでは、ホーム スクリーンになっています。ホーム スクリーンの 1 行目にはオートローダのステータス、2 行目には現在のカートリッジ インベントリが表示されます。テープ ドライブにカートリッ
ジが入っていない場合は、1 行目に 「DELL PV-122T」 と表示されます(「ホーム スクリーン」を参照)。
カートリッジ インベントリは、スロット番号を表示して、カートリッジを含むすべてのスロットを表します。空のスロットは、ダッシュまたはハイフン(-)で示されます。
ホーム スクリーン
感嘆符(!)がインベントリに表示される場合は、表示されたスロットで無効なカートリッジが検出されたか、メディアにエラーが発生したことを表します。この状況は、光サーボ信号に誤りがあるか、テープ
ドライブの読み取り/書き込みヘッドが汚れていたために、欠陥が生じたメディアが原因で発生します。この場合、Media Attention(メディア注意)LED も点灯します(「LED インジケータ」を参照)。表
示されたカートリッジをエクスポートするとエラーが解決します(「カートリッジのエクスポート」を参照)。この状態が複数の正常なカートリッジで発生する場合は、テープ ドライブをクリーニングしてくださ
い(「テープ ドライブのクリーニング」を参照」)。特定のカートリッジでこのエラーが繰り返し発生する場合は、そのカートリッジに欠陥があるか、無効なカートリッジである可能性があります。
「In Transit(送信中)」というメッセージが表示されることもあります。これは次のことを意味します。
l エラー状態が原因で、カートリッジのスロットとドライブ間にカートリッジが残っています。この状態を解決するには、オートローダの電源を入れ直すか、リセットします。
l カートリッジがインポート/エクスポート スロットの開口部にあります。この状態を解決するには、オートローダの電源を入れ直すか、リセットします。
また、ディスプレイの右下に 「SEQ」というメッセージが表示される場合があります。これは、オートローダが現在 Sequential(シーケンシャル)モードで実行されていることを示します(「オートローダの
操作モード」を参照)。
テープ ドライブにカートリッジがロードされている場合は、1 行目に 「Drive loaded(ドライブにロードされています)」と表示されます。現在ドライブにロードされているカートリッジは、点滅する
黒いブロックとスロット番号で示されます。また、指定されたカートリッジがロード中、アンロード中、インポート中、エクスポート中、読み込み中、または書き込み中であることなども表示されます。オートロ
ーダのステータス行は、現在の動作を表します。次に、この表示の例を示します。
ホーム スクリーン、「Drive Loaded(ドライブにロードされています)」
LED インジケータ
操作パネルにある 4 つの LED インジケータからは、次のようにさまざまな情報を得ることができます。
LED
色
説明