Users Guide
5. カートリッジのロードが終了したら、 [Cancel] を押します。
カートリッジのアンロード
このオプションを使用すると、テープ ドライブからオリジナル スロットへカートリッジをアンロードすることができます。このオプションを使用するには、次の手順に従ってください。
1. ホーム スクリーンまたはメイン メニューから、LCD スクリーンの 1 行目に 「Commands(コマンド)」と表示されるまで [ +]または [-]を押します。 [Enter]を押します。
2. LCD スクリーンに 「Unload Cartridge(カートリッジのアンロード)」と表示されるまで [+]または [-]を押します。 [Enter]を押して、テープ ドライブからカートリッジをアンロード
します。
3. カートリッジのアンロードが終了したら、 [Cancel]を押します。
カートリッジの書き込み防止
すべてのカートリッジには、データが誤って消去されたり上書きされたりするのを防止するための書き込み防止スイッチが付いています。カートリッジをオートローダにロードする前に、カートリッジ前面に
ある書き込み防止スイッチのオン/オフを確認してください。
l スイッチを 左にスライドさせると、カートリッジの書き込み防止をオンにできます。小さな橙色の長方形が表示されている場合は、カートリッジの書き込み防止がオンになっていることを示します。
l スイッチを 右にスライドさせると、カートリッジにデータを書き込むことができます。
カートリッジの書き込み防止
カートリッジの管理
すべての Super DLTtape I カートリッジをできる限り長く使用するには、次の手順に従ってください。
l カートリッジを落としたり叩いたりしないでください。過度の衝撃によりカートリッジ内部やカートリッジ本体が破損してカートリッジが使用できなくなり、オートローダが破損する場合があります。
l カートリッジは、保管ケースに入れて保管してください。
l カートリッジは、直射日光、または移動可能なヒーターや暖房用ダクトなどの熱源にさらさないでください。
l Super DLTtape I カートリッジの動作範囲は、10〜40℃(50〜104°F)で、相対湿度は 20〜80%(結露なし)です。保管時の温度範囲は、16〜32℃(60〜90°F)で、相対湿度は 10〜
80%(結露なし)です。
l アーカイブに使用するテープは、保管用のプラスチック容器に入れて、温度 5〜23℃(41〜113°F)および相対湿度 10〜50% の環境で保管してください。
l カートリッジが上述の範囲外の温度にさらされていた場合は、範囲外の温度にさらされていた時間と同じ時間または 24 時間のどちらか少ない方の時間、カートリッジを室温になじませます。
l カートリッジは埃のない環境で保管してください。
l Super DLTtape I カートリッジは、コンピュータのモニタ、スピーカ、X 線撮影装置など、電磁気エネルギーを発生する装置や強い磁場の近くに置かないでください。電磁気エネルギーや磁場
にカートリッジをさらすと、カートリッジのデータや、カートリッジの製造工程でメディアに書き込まれた埋め込みのサーボ コードが破壊される可能性があり、それが原因となってカートリッジが使
用できなくなることがあります。
l ID ラベルまたはバー コード ラベルは、必ずカートリッジの前面にある凹面に貼り付けてください。
テープ ドライブのクリーニング
クリーニング カートリッジを使用したテープ ドライブのクリーニングには、数分かかります。クリーニング中は Ready(使用可能)LED が点滅します。1 つのクリーニング カートリッジで、約 20 回のクリ
ーニングが可能です。クリーニング カートリッジは 20 回使用されると、自動的にドライブからイジェクトされます。専用クリーニング スロットを使用して自動クリーニングを行う方法については、バックアッ
プ ソフトウェアのマニュアルも参照してください。
注記: カートリッジをアンロードしている間、ステータス メッセージが表示されます。操作が完了すると、 「Drive Empty(ドライブが
空です)」と表示されます。
注意: オートローダには、 www.dell.com/tapebackup から入手可能な SDLT CleaningTape カートリッジのみを使用してください。これ
以外のクリーニング カートリッジを使用すると、テープ ドライブの読み取り/書き込みヘッドが破損する場合があります。そのため、他のタイプのクリ
ーニング カートリッジがオートローダにロードされると、約 25 秒以内に、そのカートリッジは自動的にオートローダからエクスポートされます。標準メ
ディア テープが挿入されている場合、カートリッジは取り出されます。DLT I クリーニング カートリッジは使用しないでください。DLT I クリーニング
カートリッジが挿入されている場合は、オートローダでエラー 3 0 A1(カートリッジ搬送位置エラー) が表示されます。この場合、カートリッジが
オートローダ内で引っかかる可能性があります。