Users Guide

オートローダのインストール: Dell PowerVault 124T LTO6 SAS オートローダ ユーザーズ ガイド
file:///A¦/Architext/TPT404068%2023412%20Quantum%20D3%20(Adams%20-%20Chris)/User%20Guide%20-%20JA/install.htm[9/4/2012 2:01:08 PM]
10.
サーバーをオンにします。
ホストの準備とその接続の検証
必要に応じて、SAS ホスト アダプタ、SAS ソフトウェア、および SAS 互換ドライバをインストールします。ホスト コンピュータおよび SAS
スト アダプタの詳細な説明は、各マニュアルを参照してください。また、次の一般ガイドラインに従います。
ホスト サーバーの電源をオンにしたら、オートローダと互換性のあるソフトウェアやドライバをインストールします(「デバイス ドライバ
のインストール」を参照)。ソフトウェアの互換性については、support.dell.com を参照してください。バックアップ ソフトウェア
パッケージは、そのほとんどがオートローダ ロボティックスと通信するための別途のモジュールを必要とします。
ホスト サーバーがネットワークに接続されている場合、システム管理者に確認をとってから電源をオフにします。
静電気放電(ESD)防止のための適切な手続きをとります。内部コンポーネントを取り扱う際は、帯電防止用リスト ストラップおよび帯電
防止用マットを使用します。
ホスト サーバーに空いている拡張スロットがあることを確認します。
バックアップ アプリケーションが SAS ホスト アダプタをサポートすることを確認します。
Microsoft® Windows Server® 2003 では、設定>コントロール パネル>システム>ハードウェア>デバイス マネージャ>テープ ドラ
イブ または メディア チェンジャ の順に選択して、オートローダとホストとの間の接続を確認します。 SAS デバイス接続確認の詳細につ
いては、オペレーティング システムのマニュアルを参照してください。
Linux でのテープ ドライブとホストの間の接続は、RedHat Linux 4 5 では アプリケーション>システム ツール>ハードウェア ブラウ
>テープ ドライブ の順に選択して確認します。アプリケーション>システム ツール>ハードウェア ブラウザ>システム デバイスの下
に、メディア チェンジャが表示されるはずです。 もう 1 つのオプションとして、sg3util パッケージをインストールすると使用可能にな
CLI‘sg3_map –x’ を実行することもできます。Sg3_map は接続されている SCSI デバイスを表示します。さらにもう 1 つのオプ
ションは、CLI ‘cat /proc/scsi/scsi’ を実行してどの SCSI デバイスがどの SCSI インターフェイスに接続されているかを調べることで
す。 SAS デバイス接続確認の詳細については、オペレーティング システムのマニュアルを参照してください。
デバイス ドライバのインストール
Dell PowerVault 124T LTO6 SAS オートローダに関連するデバイス ドライバは 2 つあります。1 つはオートローダ用、もう 1 つはオートロー
ダに搭載される LTO6 SAS テープ ドライブ用です。ドライバに関する最新情報は、support.dell.com でご覧いただけます。
注: 市販のバックアップ アプリケーションのほとんどが、必要なデバイス ドライバのサポートをすべて提供しています。互換性のあるバッ
クアップ アプリケーションのリストは、デルのサポート サイト
support.dell.com をご覧ください。
Linux 上で LUN サポートを有効にする
テープ ドライブが検出されたことを確認するには、管理者が /proc/scsi/scsi 内のエントリをチェックする必要があります。現在のバージョンの
Linux では、各デバイスの論理ストレージ ユニット (LUN) ID がスキャンされない場合があります。このため、一部の PowerVault デバイスが認
識されないことや /proc/scsi/scsi 出力に表示されない場合があります。 管理者は、以下の手順に従って、これらのデバイスのサポートを有
効にできます。
1. cat/proc/scsi/scsi」と入力します。 以下に示すような情報が表示されます。
Attached devices:
Host: scsi3 Channel: 00 Id: 00 Lun: 00
Vendor: QUANTUM Model: ULTRIUM 4 Rev: xxxx
Type: Sequential-Access ANSI SCSI revision: 04
2. 設定するデバイスの最初の LUN のホスト アダプタ (Host)、チャンネル番号 (Channel)、ターゲット ID 番号 (Id)、および LUN 番号
(Lun) を確認します。この例では、Certance Ultrium 2PowerVault 124T 内のドライブ)が 、アドレス(ネクサス)3 0 0 0(ホスト
アダプタ 3、チャンネル番号 0ID 番号 0、および LUN 0)に表示されています。PowerVault 124T では、テープ ドライブは LUN 0
に、ロボットは LUN 1 にそれぞれ割り当てられています。
3. Linux で検出する必要があるそれぞれの LUN に対して、以下のコマンドを実行します。
echo "scsi-add-single-device H C I L">/proc/scsi/scsi