Users Guide
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診断:Dell™PowerVault™124TLTO4-120 SAS オートローダ ユーザーズ ガイド
前面パネルからの診断テスト
RMU 診断テスト
前面パネルからの診断テスト
診断テストを使用すると、オートローダパーツのキャリブレーション、パーツ状態のチェック、およびオートローダ機能のテストなどが実行できます。 診断テストはすべて前面パネルから実行できます。
手動でカートリッジを少なくとも 2 つ挿入しなければならないテストもあるため、リモート管理ユニット (RMU) を使って実行できる診断テストは一部のみです 。 「RMU 診断テストを参照してください。
セキュリティの設定
セキュリティ機能を有効にすると、データの保全を図るために診断テストにパスワード保護が適用されます。 どの診断テストにアクセスする場合も、管理者パスワードの入力が必要になります。 パスワ
ードを入力しないと、診断テストを実行使用とする際にパスワードの入力が要求されます。
以下のように Commands (コマンド) メニューからパスワードを入力することもできます。
1. 任意のメニューで、見出しの Commands (コマンド) をクリックします。 Commands (コマンド) 画面が表示されます。
2. Commands (コマンド) サブメニューから Enter Password (パスワードの入力) までスクロールし、Enter を押します。
3. Enter Password (パスワードの入力) サブメニューから Administrator (管理者) までスクロールし、Enter を押します。
4. このテキストボックスで、パスワードの先頭の数字までスクロールし、Enter を押します。
5. 手順 4 を繰り返して、パスワードの残りの数字を入力します。
パスワード入力が完了すると、Submit Password (パスワードの送信) が LCD のアスタリスクの下に表示されます。
6. Enter を押してパスワードを送信します。 表示は Enter Password (パスワードの入力) サブメニューに戻ります。
診断テストの停止
診断テストの実行中にテストを停止しなければならない場合もあります。 診断 テストの実行中にテストを停止する場合は、End Curr. Test (現在のテストの終了) 機能を使います。 End Curr.
Test (現在のテストの終了) を選択すると、ピッカーまたはマガジンの機能が完了し、 診断テストが停止します。
前面パネルからのテストの終了方法:
1. 停止する診断テストの実行中に、Escape (Esc) を押します。 Diagnostics (診断) サブメニューが表示されます。
2. サブメニューから End Curr. Test (現在のテストの終了) までスクロールし、Enter を押します。 User Abort (ユーザーによる中断) が表示されます。
3. Enter を押して Diagnostics (診断) サブメニューに戻ります。 テスト結果は RMU を参照してください。
RMU からのテストの停止方法:
1. Error Logs and Diagnostics (エラー ログと診断) ページの Diagnostics (診断) テストのセクションから Stop Test (テストの停止) ボタンを選択します。
2. View Status (ステータスの参照) を選択して、コマンドの結果を参照します。 Test stopped(テスト停止) がテスト結果と共に表示されます。
前面パネル診断テスト
次の診断テストは前面パネルから実行可能です。
l ピッカー テスト
l マガジン テスト
l インベントリ テスト
l ランダム移動
前面パネル診断テストの実行方法:
1. 任意のメニューで、見出しの Diagnostics (診断) をクリックします。 Diagnostics (診断) 画面が表示されます。
注:すべての診断テストは、RMU を使って要求できます。 ただし、カートリッジを挿入する必要のあるテストは、時間内に誰かが手動でカートリッジを挿入しないとタイムアウト
します。
注:必要に応じて、Escape を押して前のテキストボックスに戻ります。