Users Guide
l No Locking (ロックなし) は、認証済みクライアント一覧に載るクライアントすべてに、システムに対する無制限アクセスを与えます。
l Full Locking (フル ロック) は、一度の一名の認証済みクライアントのみに対して制御要求の発行を許可します。 許可されたクライアントは、ページの上部フレームにある
Home/Logout (ホーム / ログアウト) オプションをクリックしてロックを解除して、他のクライアントに制御アクセスを与えます。
l Time-Based Locking (タイムベース ロック) は Full Locking (フル ロック) に似ており、一度に一名の認証済みクライアントのみに対して制御アクセス権を与えますが、このロック
はアクションがないまま一定の秒数がたつと自動的に解放されます。
チェック ボックスをクリックして該当するポリシーを選択し終えたら、submit (送信) をクリックして変更を保存します。
1. 任意のページで、Configuration (設定) の見出しをクリックします。 Configuration (設定) 画面が表示されます。
2. 画面の左側にある Security (セキュリティ) をクリックします。
3. セキュリティ オプションを次のClient Overlap Control (クライアント オーバラップ制御) オプションから選択します。
¡ No Locking (ロックなし) は、複数のユーザーがシステムにアクセスし、要求を発行できるようにします。
¡ Full Locking (フルロック) は、一名のユーザーのみがシステムにアクセスし、要求を発行できるようにします。
¡ Time-Based Locking (タイムベース ロック) は、一名のユーザーのみがシステムにアクセスし、要求を発行できるようにしますが、一定時間 (秒単位) アクションがないと期限切
れロックがかかります。
¡ Home/Logout (ホーム / ログアウト) は、フルまたはタイムベース ロックを解除し、別のユーザーがシステムにアクセスするのを許可する際に使用します。
4. submit (送信) をクリックします。
ファームウェアページ
システム アップデートはブラウザを使って検索し、そのアップデートをアップロードすることができます。 システム アップデートの取得方法:
1. 任意のページで、見出しの Firmware (ファームウェア) をクリックします。 Firmware Update (ファームウェアのアップデート) 画面が表示されます。
2. Browse (参照) をクリックして、そのアップデート ファイルのあるホスト システムまでナビゲートします。 ファイルは.img 拡張子付きにする必要があります。
3. Upload (アップロード) をクリックします。
4. 確認ボックスへの応答として OK をクリックします。 オートローダは自動的に新規コードをアップロードし、システムに対してその処理を実行します。
5. ファームウェアのアップデートが完了したら、ローダ、サーバーの順に電源を入れ直します。
エラーログと診断ページ
Error Log and Diagnostics (エラーログと診断) ページから、オートローダにさまざまなテストを実行できます。 さらに、エラーや履歴のログ、テスト進捗状況の表示や、ラック中の物理ユニット
の識別やシステムのリセットも行えます。
エラーまたは履歴ログの表示
1. 任意のページで、Diagnostics (診断) の見出しをクリックします。 Diagnostics (診断) 画面が表示されます。
2. View Error and History Logs (エラーおよび履歴ログの表示) で、View Logs (ログの表示) をクリックします。 Save Logs (ログの保存) をクリックして、ログをファイルに保存
することも可能です。 ログをファイルに保存する場合は、60 秒以内に保存先フォルダを選択する必要があります。
注:ロックは承認済みクライアント一覧のユーザーのみが使用できます。
注:オートローダのアップデートは RMU から 行うことを推奨します。 ドライブのアップデートは、ファームウェアのアップデート パッケージに付属の DFU (デル ファームウェ
ア アップデート ユーティリティ) を使用して、ホスト インターフェイスを介して行うことをお勧めします。 ファームウェアのアップデート パッケージに付属の README ファイル
を参照してください。
注:ファームウェアのアップデートはすべて、リムーバブル メディア デバイスやネットワーク共有ドライブでなく、ローカル システムのハード ドライブにあるイメージ ファイルを
使って実行することをお勧めします。
注:Microsoft に関する問題があると、RMU インターフェイスでドライブやローダのファームウェアをアップデートできない場合があります。 この問題は、Service Pack 1
(SP1) をインストールした Windows Server ®2003 上で、または Microsoft Security Update MS05-019 がインストールされている場合に起こることがありま
す。 この問題が起こると、前面パネルに警告ランプが点灯し、「6F Communication Error (6F 通信エラー)」というメッセージが表示されます。 RMU はオートローダの状
態を初期化とレポートし続けます。
この問題に関する情報および回避策については、Microsoft テクニカル サポート記事 898060 を参照してください。 この問題が発生した場合は、オートローダを再スタート
して同様の通信エラーを回避します。
注:ファームウェアのアップデートが完了したら、ユニットは起動時に新しいリビジョン レベルをホストに報告します。 アップデート ユニットを認識するには、ホスト バックアップ
ソフトウェアの再設定が必要になる場合があります。
注:エラー発生時に保存したログは、問題の調査を行う上で有用なデータとなります。 サービス担当員がこれらのログを必要とする場合もあります。