Users Guide
l TapeAlert ログ にはオートローダ内のテープ ドライブにより報告されたエラー情報が含まれています。
オートローダのログ
オートローダのエラーログ情報は、以下の 3 つの方法のいずれかを使って取得できます。
l オペレータ コントロール パネル (OCP) には一部の限られた情報が表示されます
l リモート管理ユニット (RMU) の画面への表示
l コール センターの診断用に RMU を介してテキスト ファイルに保存された詳細ログ
Dell PowerVault 124T のエラー コードに関する詳細情報と推奨される処置については表 2 を参照してください。
OCP を介したオートローダ ログ
前面パネルからハードエラー ログ情報を表示する方法:
1. 前面パネル LCD から Diagnostics (診断) までスクロールし、Enter を押します。 Diagnostics (診断) サブメニューが表示されます。
2. Diagnostics (診断) サブメニューから Error Logs (エラー ログ) までスクロールし、Enter を押します。 Error Logs (エラー ログ) サブメニューが表示されます。
3. Error Logs (エラーログ) サブメニューから Hard (ハード) までスクロールし、Enter を押します。 ログ情報が表示されます。
4. ハードログ エントリ内では上下にスクロールできます。 最新のエントリが、表示される最も高いイベント番号に関連付けられます。
RMU を介したオートローダ ログ
ハードエラー ログ情報を表示 / リモート管理ユニットからログをすべて保存する方法:
1. RMU 内から Diagnostics (診断) の見出しをクリックします。 Diagnostics (診断) 画面が表示されます。
2. View Logs (ログの表示) をクリックし、ハードエラー ログを表示します。 最新のエントリが、表示される最も高いイベント番号に関連付けられます。
3. 詳細なログ情報を含んだファイルを持っていると、サポートを受ける際に特に役に立ちます。 ログをローカル テキスト ファイルに保存する場合は、Save Logs (ログの保存) をクリックしま
す。
表 2:オートローダのエラー詳細
エラーの種類
説明
推奨される処置
オートローダのオペレーティング システム エラー タイプ
01
リソースが削除されました
01 ~ 25 までのエラーは、予期しないイベントがオートローダの内部オペレーティング システムで発生したことを示します。 オートローダ
の内部オペレーティング システムは ThreadX と呼ばれ、エラー メッセージによっては先頭に「TX」と表記されるものもあります。
これらのイベントでは以下の操作を行ってください。
l オートローダのパワーサイクルを行います。
l リモート管理ユニット (RMU) またはオペレータ コントロール パネル (OCP) からランダム移動テストを実行します。
注:ランダム移動テストではオートローダ内に少なくとも 2 つのカートリッジが必要です。
l PowerVault 124T ファームウェアのアップデートについては、support.dell.com で確認してください。
l これまでの操作にすべて失敗した場合は、「デルへのお問い合わせ」を参照してください。
02
プール エラー
03
ポイント エラー
04
待機エラー
05
サイズ エラー
06
グループ エラー
07
イベント タイムアウトなし
08
オプション エラー
09
キュー エラー
0A
キューが空
0B
キューが一杯
0C
セマフォ エラー
0D
セマフォ タイムアウト
0E
スレッド エラー
0F
優先順位エラー
10
起動エラー
11
削除エラー
12
再開エラー
13
呼び出しエラー
14
一時停止エラー
15
タイマー エラー
16
ティック エラー
17
アクティブ化エラー
18
しきい値エラー