Users Guide

オートローダの操作:Dell PowerVault 124T DLT VS160 オートローダ ユーザーズ ガイド
file:///T¦/htdocs/stor-sys/124T/ja/124t_vs160/operate.html[12/5/2012 10:34:31 AM]
まれています。低位レベルのセキュリティはオペレータ レベル、高位レベルのセキュリティは管理者レベルです。各レベルに一つずつパスワー
ドがあります。
管理者パスワードでは利用可能な機能のすべてにアクセスできます。オペレータ パスワードでは、Command (コマンド) および Status (ステー
タス) サブメニューの全機能にアクセスできます。
パスワードの入力
オートローダの多くの機能はデータ保全のためパスワード保護をかけられます。これらの機能の実行に必要なメニュー項目にアクセスするに
は、まずパスワードの入力が必要です (
パスワードの設定」を参照)。パスワードはすべて数字 6 桁です。これらのパスワードは前面パネル固
有のもので、リモート管理ユニット (RMU) のパスワードとは異なります。
パスワードを入力すると、ログアウトするまでパスワード保護がかけられた機能のすべてが使用可能になります (
ログアウト」を参照)。ある
一定時間、前面パネルを使用しないでいると、LCD にメイン画面が再表示されます。メイン画面が再表示されると、オートローダはユーザーは
自動的にログアウトされます。メニュー機能を再度アクセスするには、パスワードの再入力が必要となります。
ログアウト
オートローダからログアウトするときは、次の手続きを行います。
111 メインメニューから Commands (コマンド) へスクロールし、Enter を押します。
111 Commands (コマンド)サブメニューから Log out (ログアウト) までスクロールし、Enter を押します。Session Complete (セッショ
ン完了) LCD に表示されます。
注:Escape を押してもログアウトできます。一定の間 Escape を押し続けているとメイン画面が表示されます。
カートリッジの使用
初めてオートローダをインストールするときは通常、マガジンにカートリッジをロードしてから、そのマガジンをオートローダにロードしま
す。ただし、メディア ドア (メールスロット) を使用してカートリッジを個別に挿入したり取り出したり、マガジンを取り出したり、手動でカー
トリッジをロードまたはアンロードしてから、そのマガジンをオートローダにロードし直すことも可能です。オートローダはマガジン スロット
内から自動的にカートリッジの存在を検出します。
注:前面パネルのメニューに Enter または Eject (取り出し) が表示されているときは、テープがメディア ドア (メールスロット) を通じて
オートローダに出入りしていることを示します。Load (ロード) または Unload (アンロード) が表示されているときは、テープがテープ
ライブにロードまたはアンロードされていることを意味します。
何か不正な操作を行おうとすると、オートローダはその操作を拒否します。たとえば、メディア ドア (メールスロット) からドライブにカート
リッジをロードしようとしたとき、そのドライブにすでにカートリッジがあると、ロックは解除されずエラー メッセージが表示されます。オー
トローダがテープに書き込みを行っている最中に、そのドライブのカートリッジをアンロードしようとすると、そのコマンドは前の書き込みコ
マンドが完了するまで起動されません。
単一カートリッジの挿入
単一のカートリッジをオートローダにロードする場合は、メディア ドア (メールスロット) を使用できます。ただし、セキュリティ オプション
がオンになっている場合は、このカートリッジをロードする前に、正しいパスワードを入力してメディア ドア (メールスロット) のロックを解除
しておく必要があります。メディア ドア (メールスロット) からカートリッジを挿入すると、それをテープ ドライブにロードするか、マガジン
内に格納しておくことができます。
テープ ドライブへのカートリッジ挿入方法: