Users Guide

システムバッテリのトラブルシューティング
問題
エラーメッセージがバッテリの問題を示している
セットアップユーティリティからシステム設定情報が消えている
システムの日時が正しくない
システムバッテリはシステムの電源が切られている間、システム設定、日付および時刻の情報をメモリの特別なセクション内に保持します。
バッテリの動作寿命は、システムの使用状況に応じて、2年から5年と異なります(例えば、システムの電源をいつもオンにしている場合、バッ
テリはほとんど使用されず、従ってバッテリの寿命は長くなります)。 起動ルーチン中に間違った時刻または日付が表示された場合、バッテリ
を交換する必要があるかもしれません。
バッテリがなくてもシステムは動作可能です。ただし、この場合、システムの電源を切る度に、バッテリによってNVRAM内に保持されるシス
テム設定情報が消えてしまいます。 従って、バッテリを取り付けるまでは、システムを起動する度に、システム設定情報を再入力し、オプショ
ンを再設定する必要があります。
処置
111 セットアップユーティリティで日時を再入力します(手順については、『ユーザーズガイド』の「セットアップユーティリティの使い
方」を参照)。
111 システムの電源を切り、コンセントから1時間以上取り外します。
111 システムをコンセントに接続し、もう一度システムの電源を入れます。
111 セットアップユーティリティを起動します。
セットアップユーティリティの日付と時刻が正しくない場合は、バッテリを交換します(「システムオプションの取り付け
」の「システ
ムバッテリの交換」を参照してください)。
バッテリを交換しても問題が解決しない場合、「困ったときは
」を参照して、テクニカルサポートにお問い合わせください。
メモ: 一部のソフトウェアには、システムの時刻を進めたり遅らせたりするものがあります。 セットアップユーティリティ内に保持さ
れている時刻以外はシステムが正常に動作しているように思われる場合、障害の原因はバッテリではなくソフトウェアにあると考えら
れます。
メモ: 長い期間(数週間または数ヶ月)システムの電源が切られていた場合、NVRAMはシステム設定情報を喪失している可能性があ
ります。 これは、バッテリの不良によるものです。
電源装置のトラブルシューティング
問題
システム状態インジケータが橙色
正面パネル状態LCDインジケータが電源装置に問題があることを示している
電源装置障害インジケータが問題を示している
処置