Administrator Guide

問題 考えられる原因 対処法
Netscapeブラウザを使用
しているLinuxクライアント
システムで、NASマネー
ジャからTerminal Services
Advanced Clientにアクセ
スすることができません。
Terminal Services Advanced Clientは、Linuxオペレーティングシステムによってサポートされてお
らず、NASマネージャといっしょに動作しません。
Windowsクライアントシ
ステムを使っ
て、Terminal Services
Advanced Clientセッ
ションを介してNASシ
ステムを管理します。
NFS共有へのクライアント
アクセスをアップデートし
ている間に、No
Access(アクセスなし)オプ
ションは表示されます
が、Root(ルート)オプショ
ンは表示されません。
このアップデート中は、 All Machines(すべてのコンピュータ)カテゴリオプションだけが表示されま
す。
該当するクライアント
を追加し、OKを選びま
す。クライアントを追加
したら、この共有
のNFSタブに戻り、
個々のClient
Machines(クライアント
コンピュータ)用に正し
いオプションを選びま
す。
システムボリュームのルー
トでNFSからディレクトリの
リストを取得しようとする
たびに、エラーメッセージ
が表示されます。たとえ
Permission
Deniedというエラーメッ
セージです。
発生している問題は、Microsoft Index Serverで作成された System Volume Information(システム
ボリューム情報)ディレクトリに関連しています。NFSサービスがこのディレクトリにアクセスでき
ません。プロパティをリスト表示しようすると、エラーメッセージがクライアントに戻されます。
この問題は、ドライブ文字のルートを共有するときにだけ発生します。
このエラーは無視して
ください。デフォルトで
は、System Volume
Information(システム
ボリューム情報)ディ
レクトリはNFSクライア
ントまたはお使いのシ
ステムで使用されませ
ん。
それまで使用されてい
た、NFSクライアントと共有
されているフォルダを削除
できないことがあります。
これは、NFS DACL(任意アクセスリスト)と継承で発生する状況です。共有化されるフォルダが作
成される場合、デフォルトで作成されるACE(アクセス制御エントリ)は、Full Controlが付属し
Everyoneだけです。NFSクライアントがこのディレクトリ(マウントされた共有)にディレクトリま
たはファイルを作成する場合、SFU(Services for UNIX)は、継承されたFull Control ACEが付属
したEveryoneを置き換える新しいDACLを作成します。このDACLには、UNIXファイル作成アクセ
ス権付きのEveryone ACEがあり、さらに、マップされたユーザーとグループのために2つのACE
が含まれる場合があります。この場合、Windowsクライアントの管理者は、Windowsシステム上で
所有者の権限を利用してアクセス権を変更しない限り、ファイルやディレクトリを削除できませ
ん。
管理者とし
て、Windowsクライアン
トシステム上で所有者
の権限を利用してアク
セス権を変更し、共有
フォルダを削除できる
ようにします。
NFS共有フォルダを削
除する場合、共有用に
開かれているファイル
ハンドルがないことを
確認します。不明な場
合は、共有を削除した
後で、NFSを再起動し
ます。
NFS共有へのクライアント
アクセスをアップデートし
ている場合、All
Machines(すべてのコン
ピュータ)クライアントグ
ループは、No Access(ア
クセスなし)アクセスタイプ
からRead-Write(読み書
き)アクセスにリセットされ
ます。
読み取り専用または読み書きアクセスをもつクライアントがない場合、NASマネージャは All
Machines(すべてのコンピュータ)クライアントグループを Read-Write(読み書き)にリセットしま
す。
読み書きまたは読み
取り専用アクセスを持
つクライアントを追加
して、All Machines(す
べてのコンピュータ)ク
ライアントグループ
No Access(アクセス
なし)に設定します。
NASシステムのNFSパ
フォーマンスが落ちてま
す。
NFSライトバックキャッシュが無効です。 お使いのシステムがク
ラスタの一部でない場
合、NFSライトバック
キャッシュを有効にし
てパフォーマンスを向
上することができま
す。詳細については、
「アドバンス機能」を参
照してください。
BIG5、EUC-KR、EUC-
TW、GB2312-
80、KSC5601、および
Shift-JISの、NFSが共有
する文字暗号化スキーム
はNASマネージャでは指
定できません。
NASマネージャのユーザーインタフェースは、NFS共有に対してEUC-JPおよびANSIキャラクタエ
ンコードのみに対応しています。
NASシステムのデスク
トップにアクセスし、
フォルダのNFS共有プ
ロパティを直接変更し
ます。
別のクライアントグループ
が同じアクセス許可とルー
トに設定されている場
合、NFSクライアントグ
ループのAll Machines(す
べてのコンピュータ)はNo
All Machines(すべてのコンピュータ)と同じアクセス許可を使用するようクライアントグループを
設定すると、All Machines(すべてのコンピュータ)が No Access(アクセスなし)にリセットされま
す。
NASシステムのデスク
トップにアクセスし、
フォルダのNFS共有プ
ロパティを直接変更し
ます。