Administrator Guide

以下の項目について説明します。
推奨仮想ディスク設定
仮想ディスクの作成
仮想ディスクの削除
仮想ディスクの再設定と管理
仮想ディスクの作成
システム管理を向上させるため、まず仮想ディスクを作成します。
メモ: 対応PERCコントローラカードを使って作成された仮想ディスクは、全体のサイズ が2 TBを越える大きさのアレイディスクからは作成できま
せん。たとえば、最終的な仮想ディスクの大きさに関係なく、73 GBのサイズのアレイディスクを30以上選択することはできません。このサイズの
ディスクを31以上選択しようとすると、2 TBの制限に達しているというメッセージが表示されますので、アレイディスクの数を減らす必要がありま
す。これは標準のSCSI制限です。
メモ: デフラグ や暗号化などのすべてのシステム機能を最大限に利用するには、仮想ディスクを作成する際、ストライプサイズに64 KBのデフォ
ルト値を使用してください。
仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。
1. アレイグループを右クリックします。
2. Create Virtual Disk(仮想ディスクの作成)をクリックして、 Create Virtual Disk Wizard(仮想ディスク作成ウィザード)を起動します。
3. Welcome(ようこそ)画面をお読みになり、 Next(次へ)をクリックして続行します。
Select Creation Mode(作成モードの選択)ダイアログボックスが表示されます。 Cancel(キャンセル)をクリックすると、いつでもこの処理を中止で
きます。
4. Custom Mode(カスタムモード)を選んで、 Next(次へ)をクリックして続行します。
Select Disks and Virtual Disk Attributes(ディスクと仮想ディスク属性の選択)画面が表示されます。
5. ディスクを選択して、ウィザードが表示する情報を確認します。
メモ: NASシステムは、NTFSパーティションのみをサポートします。すべてのパーティションをNTFSとしてフォーマットすると、そのファイル
システムのみで利用可能な高度な機能を使用できます。
6. Next(次へ)をクリックして継続します。
Completing the Create Virtual Disk Wizard(仮想ディスク作成ウィザードの完了)ダイアログボックスが表示されます。
7. Finish(完了)をクリックして、仮想ディスクを作成するか、 Back(戻る)をクリックして前画面に戻ります。
Array Managerが仮想ディスクの作成を確認します。
Rescan Disk Layout(ディスクレイアウトの再スキャン)チェックボックスがデフォルトで選択されています。 Rescan Disk Layout(ディスクレイアウト
の再スキャン)を実行すると、Microsoft Windowsオペレーティングシステムが新しい仮想ディスクを認識します。Rescan Disk Layout(ディスクレイ
アウトの再スキャン)は、仮想ディスクを作成した時にボックスがチェックされていない場合、後で実行することができます。
仮想ディスクの削除
注意: 仮想ディスクを削除すると、そのディスクに保存されているすべての情報が削除されます。
1. 仮想ディスクを右クリックします。
2. Delete(削除)をクリックします。
確認のダイアログボックスが表示されます。
3. OKをクリックして続行します。