Administrator Guide

Blink Virtual Disk(仮想ディスクのブリンク)
このコマンドを使ってアレイディスクのLEDを点滅させ、仮想ディスクに含まれているアレイディスクの場所を確認することができます。このコマンドは、30
秒または60秒が過ぎると自動的にキャンセルされます。
Unblink Virtual Disk(仮想ディスクのブリンク解除)
このコマンドを使って、30秒または60秒の限界値に達する前に Blink Virtual Disk(仮想ディスクの点滅)コマンドをキャンセルすることができます。
アレイディスクコマンド
この項では、アレイディスクに対しておこなえる以下のコマンドについて説明します。
Format(フォーマット)
Rebuild(再構築)
Assign global hot spare(グローバルホットスペアの割り当て)
Unassign global hot spare(グローバルホットスペアの割り当て解除)
Online array disk(オンラインアレイディスク)
Offline array disk(オフラインアレイディスク)
Prepare to remove(削除の準備)
Properties(プロパティ)
Format(フォーマット)
Format(フォーマット)コマンドは、アレイディスクの低レベルフォーマットをおこないます。アレイディスクをフォーマットするには、次の手順を実行します。
1. フォーマットするディスクを右クリックします。
2. Format(フォーマット)をクリックします。
右側ペインにフォーマットのステータスが表示されます。操作が終了するまで、ステータスに Formatting(フォーマット中)と表示されます。
Rebuild(再構築)
Rebuild(再構築)コマンドは、ディスクが機能しなくなった場合のみ有効になります。冗長アレイ(RAID 1またはRAID 5)でディスクが機能停止した場合、次
の手順を実行して機能が停止したディスクのみを再構築できます。
1. 再構築する機能停止ディスクを右クリックします。
2. Rebuild(再構築)をクリックします。
右側ペインに、ディスクのステータスが Rebuilding(再構築中)と表示され、進行度を示すグラフが完了した割合を表示します。
メモ: この操作は数時間かかることがあります。
Assign Global Hot Spare(グローバルホットスペアの割り当て)
ホットスペアとは、アレイグループの一部である未使用のバックアップディスクです。ホットスペアはスタンバイモードのままです。仮想ディスクのアレイ
ディスクが機能を停止すると、割り当てられたホットスペアが停止したアレイディスクと交替して動作を開始します。その間、システムが停止したり、シス
テムに介入する必要はありません。
ホットスペアの割り当てを変更するには、ディスクの割り当てを解除し、必要に応じて別のディスクを選んで割り当てます。
グローバルホットスペアを割り当てるには、次の手順を実行します。
1. ホットスペアとして使用するアレイディスクを右クリックします。
2. Assign Global Hot Spare(グローバルホットスペアの割り当て)をクリックします。