Administrator Guide

保存された同一イメージへのアクセス
メモ: Dell ActiveArchive同一イメージにアクセスできるのは、Windowsクライアント(CIFS)のみです。
メモ: 同一イメージを作成するユーティリティ名は、DellActiveArchiveです。Dell ActiveArchiveの同一イメージが保存されるディレクトリの名前
は、ActiveArchiveです。
1. NASマネージャにログインします。
2. Maintenance(メンテナンス)をクリックします。
3. Terminal Servicesをクリックします。
4. Terminal Services Advanced Clientセッションにログインします。
5. PowerVault Advanced Administration Menuウィンドウが表示される場合、 Exit(終了)をクリックし、 OKをクリックしてウィンドウを閉じます。
6. Microsoft® Windows®エクスプローラを使って、ボリュームルート上の ActiveArchiveディレクトリに進みます。
ディレクトリ、フォルダ、およびファイルへのアクセス
デフォルトで、管理者は各ボリュームのルートの ActiveArchiveディレクトリにアクセスできます。各同一イメージは、同一イメージが作成された日付と時刻
毎に別々に表示されます。管理者は普通のボリュームのように、同一イメージを参照することができます。各同一イメージはファイルシステムにボリュー
ムとしてマウントされ、クライアントからアクセスできます。同一イメージは、読み出し専用または書き込み専用として作成されます。
同一イメージのディレクトリは、通常のディレクトリを同じ方法で使用します。同一イメージのディレクトリのファイルとフォルダの許可は、元のボリュームの
ファイルとフォルダと同じです。すべての同一イメージは永続的で、システムの電源が切れたり、システムを再起動しても残ります。
同一イメージへのユーザーアクセスの許可
同一イメージ内のファイルやフォルダは、元のファイルやフォルダと全く同じ許可を持っています。ただし、デフォルトでは、 ActiveArchiveディレクトリへの
アクセスは管理者のみに制限されています。ユーザーが同一イメージにアクセスできるようにするには、システム管理者はActiveArchiveディレクトリに
対するアクセス権を変更する必要があります。
NASマネージャを使用して ActiveArchiveディレクトリのアクセス権を変更するには、次の手順を実行します。
1. 管理者としてNASマネージャにログインします。
2. Maintenance(メンテナンス)をクリックします。
3. Terminal Servicesをクリックします。
4. Terminal Services Advanced Clientセッションにログインします。
5. Windowsエクスプローラを開きます。
6. 左側のドライブを選びます。
7. ActiveArchiveディレクトリを右クリックして、 プロパティ をクリックします。
8. セキュリティをクリックし、 追加をクリックします。
9. 個々のユーザーやグループをクリックするか、ユーザー名やグループ名を入力し、それらを追加して、 OKをクリックします。
メモ: すべての同一イメージファイルが、Permissions(許可) → Security(セキュリティ) Advanced(詳細)のActiveArchiveディレクトリと
同じ許可を引き継い でいないことを確認するには、Reset permissions on all child objects and enable propagation of inheritable
permissions(すべての子オブジェクトの許可をリセッ トし、引き継ぎ許可の伝播を有効にする)にチェックマークを付けないでください。
10. 選択したメンバに 読み出しまたは フォルダ内容の表示 の許可を与えます。
11. OKをクリックします。
ActiveArchiveディレクトリ用の許可を設定したら、次の手順を実行してユーザーがディレクトリ上の共有にアクセスできるようにします。
1. NASマネージャにログインします。
2. Shares(共有)をクリックします。
3. Shares(共有)ページで、Shares(共有)をクリックします。