Administrator Guide

1. 『Multilingual Support CD』をNASシステムのCDドライブに挿入します。
2. クライアントシステムから、NASマネージャにログインします。
3. Maintenance(メンテナンス)をクリックします。
4. Terminal Servicesをクリックします。
5. 管理者としてシステムにログオンします。
メモ: デフォルトの管理者ユーザー名はadministratorで、デフォルトのパスワードは powervaultです。
6. Exit(終了)をクリックし、 OKをクリックして、 Advanced Administration Menuを閉じます。
7. NASデスクトップの マイアプライアンス をダブルクリックします。
8. 割り当てられたCDドライブを検索し、 Dell PowerVault Multilingual Support CDをダブルクリックして、CDのウェブインタフェースを起動します。
9. Install Language Locales Not Supported by MUI(MUIがサポートしてい ない言語地域のインストール)のリンクをクリックして、 Regional Options(地域オ
プション)コントロールパネルを起動します。
10. Language Settings for the System(システムの言語設定)パネルから、設定する言語を選びます。
11. Set default...(デフォルトの設定)をクリックして、ドロップダウンメニューから適切な言語を選び、システムのデフォルトの言語を設定します。次に OKをク
リックします。
12. Apply(適用)をクリックして操作を完了します。
13. Insert Disk(ディスクの挿入)ウィンドウが表示された場合、次の手順を実行する必要があります。
a. OKをクリックします。
b. Files needed(必要なファイル)ウィンドウで、 Browse(参照)をクリックし、『Multilingual Support CD』の i386ディレクトリを検索して、 Open(開く)を
クリックします。
c. Insert Disk(ディスクの挿入)ウィンドウで、 OKをクリックして、オペレーティングシステムがインストールに必要なファイルを検索するように しま
す。
14. インストールが完了したら、システムを再起動する必要があります。
メモ: 詳細については、Microsoft Windowsオペレーティングシステムのオンラインヘルプを参照してください。
ネットワークアダプタのチーム化
ネットワークアダプタをチーム化すると、複数ネットワークポートの組み合わせスループットの使用がパラレルで可能になり、性能が向上し、耐故障性が増しま
す。NASシステム上でのネットワークアダプタチーム化は、次の技術をサポートします。
Intel®のALB(Adaptive Load Balancing)
IntelのAFT(Adapter Fault Tolerance)
リンクアグリゲーション(複数の伝送路をたばねる技術)
FEC(Fast EtherChannel)
IEEE 802.3ad
メモ: ネットワークアダプタチームを作成したり削除する際は、NASシステムのLAN接続のIPアドレスが変更されます。チーム設定中にNASシステムか
らの切断を防ぐには、チームを作成したり削除する際にシリアル接続(またはキーボード、モニタ、マウスをNASシステムに接続)を使用します。チーム
を設定する前に、「最初の設定」の「シリア ル接続を使ったシステムの設定
」を参照してください。
Adaptive Load Balancing(適応型負荷分散)
ALB(Adaptive Load Balancing)は、NASシステムのネットワーク転送スループットを簡単かつ効率よく向上させる方法です。ALBソフトウェアは、各アダプタにか
かる転送負荷を調べ、その負荷を必要に応じて、チーム化された各ポート全体に分散するという処理を絶えず実行します。ALBが利用できるようアダプタを
チーム化すれば、アダプタの耐故障性も得られるという利点があります。ALBを使うには、NASシステムのEthernetポートを同じEthernetスイッチにリンクさせな
ければなりません。
Adapter Fault Tolerance(アダプタの耐故障性を改善する技術)
AFT(Adapter Fault Tolerance)を使うと、NASシステムとハブまたはスイッチ間の予備のリンクの安全性が確保されます。ハブ、スイッチポート、ケーブ