Administrator Guide

NetWare用のサービスの無効化
NetWareプロトコルを無効にするには、次の手順を実行します。
1. NASマネージャにログインします。
2. Shares(共有)をクリックします。
3. Sharing Protocols(共有プロトコル)をクリックします。
4. NetWare Protocolをクリックして、 Disable(無効にする)をクリックします。
NWLink IPX/SPX互換プロトコルの設定
このプロトコルを設定するには、内部ネットワーク番号、フレームタイプ、およびネットワーク番号が必要です。
内部ネットワーク番号
内部ネットワーク番号は、内部の経路指定に使用され、通常はサーバにのみ必要です。システムでこのオプションを変更しないでください。
フレームタイプとネットワーク番号
フレームタイプは、別のネットワークで使用されるパケットのフォーマットを定義します。ネットワークのすべてのシステムが同じフレームタイプを持ち、ネットワー
クの他のシステムと通信できるようにします。
システムの設定中にクライアントのフレームタイプの自動検出がおこなわれます。ほとんどの場合、正常に検出されます。ただし、ネットワーク上には複数のフ
レームタイプの存在していることが普通なので、この自動検出機能は間違ったフレームタイプを選ぶことがまれにあります。間違いが起こったら、手動でフレー
ムタイプをNetWareサーバが指定するタイプに合うものに設定する必要があります。
メモ: フレームタイプが複数ある場合、最初に検出されたものを選んでください。たとえば、フレームタイプのEthernet 802.2とEthernet 802.3が同じセグ
メントにバインドされている場合、フレームタイプEthernet 802.2に設定します。検出の順番は、Ethernet 802.2、Ethernet 802.3、Ethernet II、次に
Ethernet SNAPです。
IPXプロトコルの設定
IPXプロトコルはNASシステム上で自動でフレームタイプを検出するように設定されます(デフォルト)。IPXプロトコルを使用するには、手動でフレームタイプを検
出するようにNASシステムのIPXプロパティを変更する必要があります。
手動でフレームタイプを検出するようにIPXプロトコルを設定するには、次の手順を実行します。
1. NASマネージャにログインします。
2. Maintenance(メンテナンス)をクリックして、 Terminal Servicesをクリックします。
3. 管理者としてNASシステムにログインします。
メモ: デフォルトの管理ユーザー名はadministratorで、デフォルトのパスワー ドは powervaultです。
Advanced Administration Menuが表示されます。メニューが表示されない場合、NASシステムのデスクトップの Advanced Administration Menuアイコンを
ダブルクリックします。
4. システムの管理をクリックして、 ネットワークのプロパティ をクリックします。
5. ネットワークとダイヤルアップ接続 ウィンドウで、NASシステムが使用している ネットワークアダプタを右クリックし、 プロパティ を選びます。
6. ローカルエリア接続のプロパティ ウィンドウで、 NWLink/IPX/NetBIOS Compatible Transport Protocolをクリックし、 プロパティ をクリックします。
7. NWLink/IPX/NetBIOS Compatible Transport Protocolウィンドウで、 手動フレームタイプ検出 を選びます。
8. 追加をクリックします。
9. 手動フレーム検出ウィンドウでフレームタイプを選び、IPXネットワーク用のネットワーク番号を入力して、 OKをクリックします。
10. OKをクリックします。
11. OKをクリックして、 ローカルエリア接続ウィンドウを閉じます。
12. ネットワークとダイヤルアップ接続 ウィンドウを閉じます。
IPXプロトコルは、NASシステム上で手動でフレームタイプを検出するように設定されました。