Administrator Guide

5. システムのDomainUtils共有からMSDSSをインストールします。
メモ: MSDSSソフトウェアにアクセスするには、ネットワークドライブの1つを\\Dellxxxxxxx\DomainUtilsにマップします。xxxxxxxは、システムの
サービスタグナン バーです。たとえば、サービスタグナンバーが1234567の場合、http://DELL1234567と入力します。
6. NSDツリーまたはバインダリサーバに administratorとしてログオンします。
7. Domain Adminsグループのメンバとして適切なWindows 2000ドメインにログインします。
8. MSDSSサーバのヘルプファイルを開き、「To perform a one-time migration」 (1回限りの移行を実行するには)および「To migrate files」(ファイルを移行
するには)の手順を印刷します。
9. スタートボタンをクリックし、 プログラム →管理ツール→ディレクトリの同期化 とポイントしてMSDSSを起動します。
10. ヘルプから印刷した「To perform a one-time migration」に説明されている手 順を実行します。画面の指示に従って、次の手順を実行します。
a. コンソールツリーで MSDSSを右クリックし、 新しいセッション をクリックして新規セッションウィザードを起動します。
b. オブジェクトのコピー元には、NDSかBinderyを指定します。
c. 移行をクリックします。
d. ディレクトリオブジェクトといっしょにファイルも移行する場合、 ファイルの移行のチェックボックスをクリックします。
File Migrationユーティリティも実行する必要があります。
e. アイテムをコピーするActive Directoryコンテナへのパスを指定します。
f. 移行ログを保存するデフォルトのドメインコントローラを選びます。
g. アイテムのコピー元にNDS ContainerまたはBindery Containerを指定します。
h. Novell管理アカウントの名前とパスワードを入力します。
i. Initial Reverse Synchronizationページで、パスワードオプション( Set passwords to the user nameなど)を指定します。
移行を実行する時、このページには初期リバース移行を実際に実行するオプションがありませんが、使用するパスワードオプションを指定する
ページにあります。
j. 同期化モードデフォルトのオブジェクトマッピング またはカスタムのオブジェクトマッピング に設定します。
k. カスタムのオブジェクトマッピング を選んだ場合、オブジェクトのペアの間で1対1の関係を手動で設定するよう指示されます。
l. 終了をクリックします。
ユーザーアカウントを移行したら、ファイルシステムを移行できます(ユーザーをファイルより先に移行すると、ファイルシステムの移行が許可されます)。ヘルプ
から印刷した「To migrate files」の手順を実行します。画面の指示に従って、次の手順を実行します。
File Migration Utilityを起動するには、 スタートボタンをクリックし、 プログラム → 管理ツールFile Migration Utilityとポイントします。
マッピング関係図を表示するには、 マップの表示をクリックします。
マップされたユーザー、グループ、組織単位、移行される組織のアクセス権を表示するには、 アクセス権をクリックします。
特に指定しない限り、 NDS変更オプションがデフォルトで 読み取りに変換されます。同等のNFTS権限を持っていないからです。 書き込みチェックボックス
をクリックして、読み取り/書き込みのアクセス権を許可できます。
手順2 ― セキュリティアカウント タブで、正しいActive Directory、NDS、またはバインダリの資格でログオンしていることを確認します。
手順3 ― 移行元と移行先タブで、 移行元(NDS/Bindery)にある、移行するファイルがあるボリュームまたはディレクトリをクリックします。 移行先(Active
Directory)で、ファイルを移行する先の共有またはディレクトリをクリックし、 マップボタンをクリックして、 次へをクリックします。
移行元のツリーで選んだNDSまたはバインダリボリュームが 利用不可になっている場合、ツリーまたはバインダリサーバに現在ログインしていません。
ログインし、表示されているボリューム内のディレクトリを表示するためボリュームをもう一度選んでから<F5>を押します。
手順4 ― ログファイル タブで、ログインオプションを選び、 次へをクリックします。
手順5 ― スキャン タブで、 スキャン をクリックして、 次へをクリックします。
ユーティリティがすべての移行元のボリュームをスキャンし、それぞれのボリューム内のディレクトリとファイルを数えてその数を表示します。移行元の
ボリューム、ディレクトリ、およびファイルへの正しいアクセス権が与えられるようにします。エラーが発生した場合、ユーティリティはNetWareスキャンロ
Windowsスキャンログ のそれぞれにエラーを表示します。この個数を超えると、処理が停止し、前のステップに戻ってエラーを修正することができま
す。
手順6-移行タブで、移行をクリックします。