Users Guide

1.
最初にシステムの電源を投入します。
2. Microsoft Windows Server 2008 にログオンします。
PowerVault DL Backup to Disk Appliance 設定ウィザードが自動実行されます。
メモ: PowerVault DL Backup to Disk Appliance 設定ウィザードは、システムコンソールに表示されるまで最
30 秒かかる場合があります。
3. PowerVault DL Backup to Disk Appliance 設定ウィザードのすべての手順を完了します。
メモ: PowerVault DL Backup to Disk Appliance 設定ウィザードのすべての手順が完了した後にのみ
Microsoft Windows Update を実行します。
ケーブル接続の検証
PowerVault DL Backup to Disk Appliance 設定ウィザードは、PowerVault DL2xxx システムが外付けディスクストレ
ージおよびテープデバイスに正しく接続されているかどうかを検証します。
SAS ケーブルが正しく接続されていない場合は、次の手順に従います。
1. PowerVault DL2xxx システムをシャットダウンします。
2. PowerVault MDxxxx ストレージコントローラを PERC アダプタに接続することによって、表示されたケー
ブルを修正します。
3. テープデバイスを SASSCSI、またはファイバチャネル HBA に接続します。
4. PowerVault DL2xxx を再起動し、ログオンして PowerVault DL Backup to Disk Appliance 設定ウィザードを再
開します。
SNMP の設定
Simple Network Management ProtocolSNMP)は、TCP/IP ネットワークの管理に使用されるネットワークプロ
トコルです。Windows では、SNMP エージェントと呼ばれる SNMP サービスが SNMP ホストのステータス情
報を提供します。SNMP コミュニティにアプライアンスを追加できます。さらに、他の SNMP ホストの名前
または SNMP 管理システムも追加できます。
コミュニティ名は、ひとつ、または複数の SNMP ホストによって共有されるパスワードとして機能します。
ホストをさらに追加する場合、システムはホスト名または IP アドレスのいずれかを受け入れることができま
す。
SNMP アラートまたは SNMP トラップは、SNMP ホストで実行中の SNMP トラップサービスによって送信さ
れるイベント通知メッセージです。SNMP トラップは、他の SNMP ホストまたは SNMP 管理システムに送信
されます。これらはトラップ送信先と呼ばれます。
SNMP アラートが必要な場合は、1 つ、または複数のコミュニティ名を指定する必要があります。
コミュニテ
ィ名
トラップの送信先で使用するコミュニティの名前。SNMP エージェントは、既知のコミュニ
ティ名を使用する SNMP ホストにのみ SNMP トラップメッセージを送信できます。
トラップの
送信先
トラップ送信先を一覧表示します。トラップ送信先は、選択したコミュニティ内のすべての
SNMP ホストから SNMP トラップメッセージを受信する SNMP 管理システムです。
ディスクの設定
アプライアンスは次のいずれかの設定で動作します。
この場合、バックアップアプリケーションは PowerVault DL2xxx システムおよびオプションのストレー
ジエンクロージャにある利用可能なディスクドライブを自動的に設定し、それらをバックアップスト
レージに使用します。どちらかの自動設定を選択して、使用可能なディスクが自動的に設定されるよ
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