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ディスクサブシステムの状態
ディスクサブシステムは、次の条件で 標準状態となります。
アプライアンスソフトウェアスタックバージョンは、バージョン 3.3 以降であることが必要です。
Symantec Back Exec のバージョンは、2010 R3 以降であることが必要です。
上記の条件のいずれかが満たされない場合、ディスクサブシステムの状態は 詳細になります。ディスクサブ
システム状態が詳細状態になる原因となった状況が修正された後、ディスクサブシステムの状態は自動的に
標準状態に戻ります。
メモ: ただし、稀な状況では、物理ディスクの障害により、設定状態が標準から詳細に移行する場合があ
ります。その場合、故障した物理ディスクが交換され、コピーバック操作が完了すると、ディスクサブ
システムは詳細に戻ります。
ディスク設定ポリシー
ディスクサブシステムの状態が標準の場合、PowerVault DL Backup To Disk Appliance コンソール 設定タブで
次のディスク設定ポリシーのいずれかを選択できます。ディスクサブシステムの状態の詳細については、「デ
ィスクサブシステムの状態」を参照してください。
メモ: ディスクサブシステムの状態が詳細の場合、ディスク設定ポリシーは自動的に手動に設定されま
す。
確認を伴う自動設定ポリシー
バックアップアプリケーションが、使用可能な物理ディスクを自動的に設定します。提示されるディスク設
定を受け入れるか拒否する必要があります。
メモ: 確認を伴う自動設定ポリシーを使用することをお勧めします。
確認を伴わない自動設定ポリシー
バックアップアプリケーションが、使用可能な物理ディスクを自動的に設定します。
メモ: 自動設定は、システムが標準設定状態の場合にのみ実行されます。
手動ディスクポリシー
このポリシーは、自動ディスク設定を無効にします。物理ディスクをバックアップアプリケーションで使用
するには、
Server Administrator を使用して、それらを手動で設定する必要があります。このディスクポリシー
は、上級ユーザーのみに推奨されます。
手動ディスクポリシーを選択した場合、アプライアンスを設定した後で「Symantec Backup Exec の起動」を
参照してください。
重複排除コントローラの選択
自動ディスク設定ポリシーのいずれかを選択した場合、PowerVault DL Backup to Disk Appliance 設定ウィザー
が、ストレージコントローラのタイプ(外付けまたは内蔵)の選択を求めるプロンプトを表示します。こ
れは、Backup Exec が重複排除ストレージフォルダ(DSF)または重複排除ディスクストレージ(DDS)を作
成する場所を示します。
重複排除オプションは、Backup Exec 2010 以降のバージョンの付加価値機能です。このオプションには、ライ
センスが必要です。システムと一緒に重複排除オプションを購入された場合、重複排除オプションおよびラ
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