Users Guide
1. IDR を設定する前に、Backup Exec Deduplication(Backup Exec 重複排除)オプションが有効化され、ライ
センス取得されている場合は、DSF を含むすべての内蔵および外付けストレージが設定済みであること
を確認します。
2. Backup Exec の ホーム表示に移動し、はじめにのセクションの Intelligent Disaster Recovery の設定を選択
します。
3. 災害復旧 *.DR ファイルを保存する代替場所を選択します。
この場所は、アプライアンスの内蔵物理ディスクに指定しないでください。
メモ: 指定場所はネットワークパス、または USB ストレージデバイスなどのリムーバブルメディアにす
ることが可能です。
4. Backup Exec データベースメンテナンスジョブが最近実行されたことを確認してください。
デフォルトで、データベースメンテナンスは 1 日 1 回、現地時間の午前 4 時に実行されます。
symantec.com の『Backup Exec Administrators' Guide(Backup Exec 管理者ガイド)』にある Default Database
Maintenance(デフォルトのデータベースメンテナンス)のオプションを参照してください。
5.
アプライアンスのフルバックアップを実行します。
アプライアンスで 重複排除オプションが有効化されている場合は、システムファイルと DSF の両方の完
全なリカバリを確実にするため、2 つのバックアップジョブを作成する必要があります。「災害復旧のた
めのアプライアンスのバックアップ」を参照してください。
メモ: フルバックアップには、ディスク設定ポリシーの設定が含まれています。ディスク設定ポリシー
が 確認を伴わない自動設定に設定されている時にバックアップが実行された場合、リカバリ操作が機能
しないことがあります。フルバックアップジョブが実行されるたびに、ディスク設定ポリシーが 確認を
伴う自動設定(推奨)、または 手動に設定されていることを確認してください。
6. Backup Exec の ツール → ウィザードにある Intelligent Disaster Recovery Preparation ウィザードを実行しま
す。
7. 起動可能 CD イメージを作成するオプションを選択します。
IDR ウィザードは、Windows オペレーティングシステムのインストールファイルへのパスを要求します。
8. アプライアンスに同梱の Windows 2008 DVD を用意し、アプライアンスの DVD ドライブに挿入します。
9. アプライアンスの DVD ドライブのドライブ文字を入力します(例、E:)。
10. IDR ウィザードが完了すると、ISO イメージが作成されます。
11. この ISO イメージを使用して、CD 書き込みアプリケーションを使って起動可能な IDR メディアを保存
し、安全な場所に保管します。
アプライアンスのリカバリを開始するには、このメディアが必要です。
メモ: CD 書き込みアプリケーションがインストールされている場合、アプライアンスの DVD ドライブを
使用して、メディアを保存することができます。
12. この ISO イメージを別のコンピュータシステムの安全な場所にコピーします。起動可能 IDR メディアを
紛失したか、またはリカバリ中に読み取れない場合、このイメージを使って新しい CD を作成することが
できます。
メモ: DL2
xxx
アプライアンスストレージコントローラ、またはネットワークインタフェースカード
(NIC)でハードウェア設定の変更を行った場合、IDR Preparation ウィザードを再実行して、新しいリカ
バリ CD を作成する必要があります。
IDR を使用した災害復旧のためのアプライアンスのバックア
ップ
メモ: この項は、Backup Exec 2012 より前の Backup Exec バージョンが実行されている DL アプライアンス
に適用されます。Backup Exec 2012 以降の災害復旧計画については、「Backing Up The Appliance For
Disaster Recovery Using SDR(SDR を使用した災害復旧のためのアプライアンスのバックアップ)」を参
照してください。
31