Users Guide
1. Backup Exec コンソールで、ジョブセットアップ → バックアップタスクと進み、新規ジョブをクリック
します。
2. ソース → 選択と進み、リソースごとに表示をクリックします。
3. アプライアンスのリソースツリーを展開し、 シャドウコピーコンポーネント → ユーザーデータと展開
して、Backup Exec 重複排除ストレージを選択します。
青いチェックマークは、DSF がバックアップ用に使用できるようになったことを示します。
4. 宛先 → デバイスとメディアで、利用可能なディスクへのバックアップフォルダの場所を選択します。
メモ: システムバックアップの作成先として DSF を選択しないでください。
5. 設定 → 一般で、このバックアップジョブの名前を入力します。
6. 頻度 → スケジュールで、このバックアップジョブが定期的に実行されるように設定します。
7.
今すぐ実行をクリックして、バックアップを開始します。
Backup Exec パスワードの維持
Backup Exec サービスのパスワードは、Backup Exec をインストールするために使用されたアプライアンスシ
ステムまたはドメインアカウントのパスワードが変更された場合に、必ずアップデートする必要があります。
Backup Exec サービスのパスワードをアップデートするには、次の手順を実行します。
1. ツール → Backup Exec サービス → サービス用資格情報 → サービスアカウント情報の変更をクリックし
ます。
symantec.com の『
Symantec Backup Exec Administrator’s Guide
(Symantec Backup Exec 管理者ガイド)』の
「Changing service account information(サービスアカウント情報の変更)」を参照してください。
2. DSF がシステムに存在する場合は、重複排除サービスのパスワードを変更します。C:\Program Files
\Symantec\Backup Exec\ ディレクトリからコマンド Spauser -c -u username を実行します。
administrator など、Backup Exec のインストールに使用したユーザー名を入力します。
メモ: 重複排除サービスのパスワードがアップデートされていない場合は、災害復旧時に DSF をリカバ
リできません。
SDR を使用した災害復旧計画
Backup Exec 2012 では、災害復旧方法が改善されており、この方法を簡易化災害復旧(SDR)と呼びます。
PowerVault DL Backup to Disk Appliance の主な役割は、他のコンピュータシステムのファイル、データベース、
およびクリティカルアプリケーションを保護することです。災害が発生した場合に、アプライアンスが回復
可能であることを確認する手順を実行する必要があります。ハードウェア障害、ソフトウェアエラー、また
は自然災害がアプライアンスに影響を及ぼす場合、次のコンポーネントを再インストールする必要がありま
す。
• アプライアンスのオペレーティングシステム
• Backup Exec
• アプライアンスのアップデート
•
その他のアプリケーション
Backup Exec データベースが失われているか、破壊されている場合には、バックアップジョブ、ポリシー、お
よびスケジュールを手動で再作成する必要があります。アプライアンスが完全に動作可能になるまで、バッ
クアップジョブおよびリカバリジョブは実行できません。アプライアンスを適切に準備するには、次のこと
を行う必要があります。
•
アプライアンスの完全なバックアップを定期的に実行するようにスケジュールする。
• Backup Exec およびオプションの重複排除サービスのパスワードを維持する。
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