Users Guide

注意: オペレーティングシステム C: ドライブパーティションが正しいディスクに割り当てられているこ
とを確認します。C: パーティションが正しくない場合、C: ドライブ文字を不正確なドライブから削除
し、それをディスク 0 のオペレーティングシステムパーティションへ割り当てます。続行する前に、必
要に応じて、その他すべてのディスクパーティションを確認および修正します。
10. IDR リカバリ処理が完了したら、IDR リカバリメディアをアプライアンスから取り出し、システムを再起
動します。
メモ: 回復されたアプライアンスに障害が発生した時点で DSF が含まれていた場合は、Backup Exec を起
動しないでください。詳細については、「回復ソリューションマップ」を参照してください。
11. Backup Exec コンソールを起動し、デバイスビューでアプライアンス名を右クリックして、更新を選択し
ます。Backup Exec が利用可能かつオフラインの仮想ディスクを検出するためには、
少なくとも 5
待っ
てください。このとき、Backup Exec で他のアクションを実行しないでください。
SDR を使用したアプライアンスシステムディスクの回復
災害によりシステムを使用できなくなった場合、SDR を使用してシステムを前回保存したときの良好な状態
に回復します。回復されたシステムの状態は、次のアイテムが最後に作成された日付と時間に基づいていま
す。
アプライアンスのフルバックアップ
*.DR ファイル
注意: SDR を使用してシステムを回復する前に、故障したハードウェアをすべて修復するか交換してくだ
さい。
注意: システムを交換する場合、交換する PowerVault DL2
xxx
のハードウェア設定が、故障したものと一
致する必要があります。交換するシステムには、同じストレージコントローラがある、同じタイプの内
蔵ハードディスクが同じ数ある、というようにします。
SDR を使用してアプライアンスシステムディスクを回復するには、次の手順に従います。
1.
アプライアンスのフルバックアップが含まれているディスクストレージがシステムに接続されているこ
とを確認してください。
2. アプライアンス用の最新の *.DR ファイルを検索します。
最新の *.DR ファイルの場所については、SDR 使用のためのシステムの準備」を参照してください。*.DR
ファイル名は、回復されるアプライアンスのネットワークホスト名に基づいています。
3. *.DR ファイルを USB キーなどのリムーバブルメディアにコピーするか、その *.DR ファイルが回復される
システムと同じネットワークからアクセスできることを確認してください。
4. Backup Exec 2012 メディアキットを用意します。
5. 回復される PowerVault DL2
xxx
DVD ドライブに、64 ビット SDR DVDx64 Simplified Disaster Recovery
x64
簡易災害復旧)』とラベル表示)に挿入します。
メモ: 障害の発生したアプライアンスの PERC アダプタを交換する、または交換する PowerVault DL2
xxx
ステムに 1 つ、または複数の新しい PERC アダプタが含まれる場合は、続行する前にIDR または SDR
カバリ中における外部仮想ディスクのインポート」を参照してください。
6.
アプライアンスを起動します。
7. 初期起動シーケンス中、<F11> を押して BIOS 起動マネージャを起動し、CD/DVD ドライブSATA オプテ
ィカルドライブとして表示)を起動デバイスとして選択します。
8. アプライアンスが SDR リカバリウィザードを起動し、アプライアンスを回復するために必要な手順を示
します。
9.
このコンピュータを回復をクリックします。
10.
バックアップデータの場所を選択するプロンプトが表示されたら、データはこのコンピュータにローカ
ル接続されているデバイス上にあります
を選択します。
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